特許
J-GLOBAL ID:200903021379209176

離型性部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤岡 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-355334
公開番号(公開出願番号):特開平6-186881
出願日: 1992年12月21日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】 トナーなどの現像剤に対する離型性および耐磨耗性を高くすることができる定着ローラなどの離型性部材を提供する。【構成】 画像形成装置の定着装置に用いられる定着ローラ1は、ハロゲンヒータ11を収容するための内部空間が設けられている中空の芯金2を有する。芯金2の外面は複合皮膜3で覆われている。複合皮膜3は、ニッケルとテトラフルオロエチレン樹脂とからなる。ニッケルとテトラフルオロエチレン樹脂との重量比は9:1である。複合皮膜3は、メッキ法によって形成されている。水に対する接触角を示すと、ニッケルメッキの膜では、67°であり、フッ素樹脂「テフロン」(デュポン社の登録商標)からなる膜では、110°である。これに対し、複合皮膜3の水に対する接触角は、約180°である。
請求項(抜粋):
画像形成装置に用いられ、表層が離型性を有する離型性部材において、上記表層がニッケルとテトラフルオロエチレン樹脂との複合皮膜からなることを特徴とする離型性部材。
IPC (2件):
G03G 15/20 106 ,  B65H 5/06

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