特許
J-GLOBAL ID:200903021384349695

生化学物質測定装置及びそれに適用する唾液収集方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-228045
公開番号(公開出願番号):特開平9-072900
出願日: 1995年09月05日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 非侵襲式で小型・軽量化が可能で測定精度を向上可能な生化学物質測定装置及びそれに適用する唾液収集方法を提供すること。【解決手段】 収集部30は、唾液採取部材31、フィルタ32、及び唾液収集部材33から構成されている。また、演算部50は、少なくともCPU51と記憶装置52から構成されている。収集部30で被測定物質である唾液を収集し、酵素センサ40において該唾液中における所定の生化学物質の濃度に比例した電流値I0を得る。予め記憶装置52に記憶しておいた唾液中のグルコース濃度と血糖値の相関関係から血液中の該生化学物質の濃度を算出する。唾液採取部材31による唾液採取に先だって、洗浄液が口腔中に散布され、口腔内が洗浄される。この後洗浄液が口腔内から除去される。このため、収集される唾液には血糖値の測定を妨げる阻害物質が混入しないので測定精度が向上する。
請求項(抜粋):
口腔の洗浄のために口腔中に散布された洗浄液を除去する除去手段と、口腔内に分泌された唾液を収集する収集手段と,その収集手段により収集された唾液に含まれる所定の生化学物質の濃度に関連する情報を検出する検出手段と、前記所定の生化学物質に関して前記唾液中の濃度に関連する情報と血液中の濃度との対応情報を記憶する記憶手段と、前記検出手段により検出された前記生化学物質の濃度に関連する情報と前記記憶手段に記憶された対応情報とに基づき、血液中の前記生化学物質の濃度を算出する算出手段と、その算出手段により算出された血液中の生化学物質の濃度を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする生化学物質測定装置。
IPC (3件):
G01N 33/50 ,  G01N 1/10 ,  G01N 33/66
FI (3件):
G01N 33/50 G ,  G01N 1/10 V ,  G01N 33/66 A

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