特許
J-GLOBAL ID:200903021388484775

周波数変換中継装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-242519
公開番号(公開出願番号):特開平10-070498
出願日: 1996年08月27日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】基地局との送受信周波数と移動局に対する送受信周波数が異なるように、上り回線,下り回線とも、受信周波数を変換して中継増幅送出する周波数変換中継装置において、変換前後の周波数間隔が小さいとき入出力アンテナ間の結合によって系が発振するという欠点を解消する。【解決手段】周波数変換部20のMPU27は、外部の入力装置40から指定入力された変換前後の周波数の間隔が、一定の間隔より小さいときは指定入力を破棄してエラーメッセージを返送し、大きいときはRAM29に書き込み、ROM28のプログラムに従って、入出力ミキサ21と25および31と35の局発22と26,32と36の周波数を制御して指定入力に対応する発振周波数が設定されるように構成した。
請求項(抜粋):
基地局に対する送受信チャネルと移動局に対する送受信チャネルの周波数がそれぞれ異なる周波数変換中継装置であって、前記基地局からの受信信号を第1のミキサによって混合し一定の中心周波数の帯域ろ波器と増幅器によって選択増幅した後、第2のミキサによって前記受信信号の周波数と異なり当該中継装置のサービスエリア内の移動局に送出する電波の周波数に変換して出力する下り回線中継増幅器と、前記移動局からの受信信号を第3のミキサによって混合し一定の中心周波数の帯域ろ波器と増幅器によって選択増幅した後、第4のミキサによって前記受信信号の周波数と異なり前記基地局に送出する電波の周波数に変換して出力する上り回線中継増幅器と、前記第1,第2,第3,第4のミキサにそれぞれ局部発振信号を与える第1,第2,第3,第4のシンセサイザ局発部と、該第1,第2,第3,第4のシンセサイザ局発部の発振周波数を制御設定する制御プログラムが格納されたROMと、前記基地局からの下り回線の受信チャネルの番号または周波数に対応して変換する移動局への送信チャネルの番号または周波数、及び前記移動局からの上り回線の受信チャネルの番号または周波数に対応して変換する基地局への送信チャネルの番号または周波数が書き込まれるRAMと、外部の変換周波数設定入力装置から変換前後のチャネルの番号または周波数が指定入力されたとき、前記RAMに変換前後のチャネルの番号または周波数を書き込み、前記ROMの制御プログラムに従って前記第1,第2,第3,第4のシンセサイザ局発部の発振周波数を前記RAMに書き込まれたチャネル番号または周波数に対応する発振周波数になるように制御設定するマイクロプロセッサとが備えられた周波数変換中継装置において、前記マイクロプロセッサは、前記外部の変換周波数設定入力装置から指定入力された変換前後のチャネルの番号または周波数が、一定の間隔以下のときは該指定入力を破棄して該変換周波数設定入力装置に対してエラーメッセージを送出し、一定の間隔より大きいときは該指定入力を前記RAMに書き込むとともに前記ROMの制御プログラムに従って前記第1,第2,第3,第4のシンセサイザ局発部の発振周波数を前記RAMに書き込まれたチャネル番号または周波数に対応する発振周波数になるように制御設定することを特徴とする周波数変換中継装置。
IPC (2件):
H04B 7/15 ,  H03D 7/00
FI (2件):
H04B 7/15 Z ,  H03D 7/00 B
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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