特許
J-GLOBAL ID:200903021390703271

可変動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-331139
公開番号(公開出願番号):特開平10-169422
出願日: 1996年12月11日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】高速カムが高速シム片を押圧する際での高速シム片の変形による高速シム片及び高速カムの劣化を防止するとともに、高速シム片と可動シム片とそれに対応するカム基礎円との摺接を防ぎ、摩耗を抑制できる可変動弁装置を提供する。【解決手段】吸気バルブ3とカムシャフト2との間にバルブリフタ8を配置する。バルブリフタ8に対応して、カムシャフト2上にプロフィールの異なる二つの低速カム16と一つの高速カム17を設ける。バルブリフタ8の底部ほぼ全域に、各カム16,17と当接可能に、一組のシム15をなす二つの低速シム片18と一つの高速シム片19を配設する。また、高速シム片19を高速カム17に対して作用及び非作用となる方向へ移動可能に設ける。それとともに、高速シム片19に連動し、外周面がバルブリフタ8の下端の内周面に摺動するリング部25を、高速シム片19の下端に接合する。。
請求項(抜粋):
吸排気用のバルブとカムシャフトとの間に設けられた有底筒状をなすバルブリフタと、前記バルブリフタの底部に対応して前記カムシャフト上に設けられたカムプロフィールの異なる複数のカムと、前記バルブリフタの底部にて前記複数のカムの各々と当接可能に配設された複数のシム片と、前記シム片の一つをなし、前記カムの一つに対して作用または非作用となる方向へ移動可能に設けられた可動シム片と、前記バルブリフタの周面とその軸線方向に摺動可能な状態で前記可動シム片に連結されたリング部とを備え、前記可動シム片の前記カムの一つに対する作用または非作用となる状態を選択的に切り替えて、前記バルブリフタに対する前記複数のカムの作用を使い分け、前記バルブの開き量を変更する可変動弁装置。

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