特許
J-GLOBAL ID:200903021394543767
車両用定速走行制御システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菊谷 公男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-100624
公開番号(公開出願番号):特開平11-278093
出願日: 1998年03月27日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 定速走行制御システムが正常であるにもかかわらず、異常動作が生じていると判定され、誤った判定結果が出力されることを防止する。【解決手段】 電気自動車の走行用モータ1を制御する車両コントローラ4のメインマイコン10内の定速走行判定部16では、セットスイッチ35がオンされたときに、車速等が判定条件を満たしている場合にはオートクルーズ可信号を出力する。サブマイコン20の定速走行許可判定部26では、緩い判定条件と比較し、満たしている場合にはオートクルーズ許可信号を出力する。整合性判定部27では、オートクルーズ可信号が入力されかつオートクルーズ許可信号が入力されない場合には、動作異常と判定され、不整合検知信号がフェイルセーフ部6へ出力される。また、トルク演算部18および29で算出されたトルク指令値が略同一でない場合にも、異常判定部14および24から異常検知信号が出力される。
請求項(抜粋):
手動操作されるセットスイッチと、車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、設定された速度で定速走行させる車両コントローラとを有し、前記車両コントローラは少なくとも第1の演算処理手段および第2の演算処理手段と、第1の演算処理手段と第2の演算処理手段の間でデータの送受信を行う送受信部を有し、前記第1の演算処理手段の演算結果に基づいて定速走行するように制御を行い、前記第1の演算処理手段と前記第2の演算処理手段の間でデータの送受信を行うことにより、車両コントローラの監視を行う車両用定速走行制御システムにおいて、前記第1の演算処理手段は、前記セットスイッチから出力される信号の入力に応じて、前記走行状態検出手段で検出した走行状態と予め設定された第1の判定条件とを比較し、定速走行を実施するか否かを判断する第1の定速走行判定部と、前記第1の定速走行判定部の判断結果に応じて、選択された速度で車両を定速走行させる指令値を算出する第1の定速走行指令値算出部を有し、前記第2の演算処理手段は、前記セットスイッチから出力される信号の入力に応じて、前記走行状態検出手段で検出した走行状態と予め前記第1の判定条件に比べ緩く設定された第2の判定条件とを比較し、定速走行を許可するか否かを判断する第2の定速走行判定部と、前記送受信部を介して受信した第1の定速走行判定部の判定結果に応じて、選択された速度で車両を定速走行させる指令値を算出する第2の定速走行指令値算出部を有し、前記第1の定速走行判定部の判断結果と第2の定速走行判定部の判断結果とを比較し、第1の定速走行判定部の判断結果が定速走行を実施するものであり、第2の定速走行判定部の判断結果が定速走行を許可しないものであった場合に、不整合であると判断する整合性判定部を備え、前記第1の演算処理手段と第2の演算処理手段のそれぞれに、自己の定速走行指令値算出部で算出された指令値と前記送受信部を介して受信した他の定速走行指令値算出部で算出された指令値とを比較する比較部が設けられていることを特徴とする車両用定速走行制御システム。
IPC (4件):
B60K 31/00
, B60L 3/00
, F02D 29/02 301
, G05B 9/02
FI (4件):
B60K 31/00
, B60L 3/00
, F02D 29/02 301 A
, G05B 9/02 A
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