特許

J-GLOBAL ID：200903021400913873

二次覆工用裏込め材の注入体及びその固定方法

発明者： 鈴木 剛史 ,  矢野 博彦 ,  高尾 公徳 ,  竹村 茂雄
出願人/特許権者： 積水化学工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-300263
公開番号（公開出願番号）：特開平11-036790
出願日： 1997年10月31日
公開日（公表日）： 1999年02月09日
要約：

【要約】【課題】内挿管の注入口に対して容易に取り付けることができ、しかも、裏込め材を注入した後に、容易に止水することができる。【解決手段】二次覆工用裏込め材の注入体10は、二次覆工した内挿管20の周面に形成された注入口21内に嵌合される円柱状をした嵌入部11aと、この嵌入部11aの一方の端部に、その注入口21の周囲の内挿管20の周面に突き当てられるように設けられたフランジ部11bとが合成樹脂製によって一体成形された注入体本体11を有している。注入体本体11の軸心部には、貫通孔11cが設けられており、その貫通孔11cの内周面にはネジ溝11dが設けられている。ネジ溝11dには、内挿管20と一次覆工との間に裏込め材を充填する際に、裏込め材注入用ホースの端部が取り付けられる。充填作業が終了すると、ネジ溝11dにキャップ体12がネジ結合される。

請求項（抜粋）：

内挿管と一次覆工との間に裏込め材を充填する際に、内挿管の周面に形成された注入口に取り付けられて、裏込め材注入用のホースの端部が固定される二次覆工用裏込め材の注入体であって、前記注入口内に嵌合される円柱状をした嵌入部と、この嵌入部の一方の端部に、その注入口の周囲の内挿管の周面に突き当てられるように設けられたフランジ部とが合成樹脂によって一体成形されており、しかも、軸心部に貫通孔が設けられるとともに、その貫通孔の内周面にネジ溝が設けられた注入体本体と、この注入体本体の嵌入部内にネジ結合されるキャップ体と、を具備することを特徴とする二次覆工用裏込め材の注入体。