特許
J-GLOBAL ID:200903021401839707

窒化アルミニウム粉末の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-025181
公開番号(公開出願番号):特開平5-221618
出願日: 1992年02月12日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 窒化アルミニウムの低温合成を可能にし、焼結助剤成分の揮散を防止すると共に、粒子形状や粒径の制御性を向上させることによって、易焼結性の窒化アルミニウム粉末を経済的にかつ再現性よく得ることを可能にする。【構成】 酸化アルミニウム粉末と、炭素粉末と、アルカリ土類金属化合物および希土類元素化合物から選ばれた少なくとも 1種の化合物粉末との混合粉末を出発原料とし、Al2 O 3 -C-N2 系の還元窒化反応を行わせる。上記化合物粉末として、Al2 O 3 との共融最低温度がアルカリ土類金属化合物であれば1450°C以下、希土類元素化合物であれば1780°C以下である化合物を用いる。この化合物粉末を酸化アルミニウム粉末と炭素粉末との合計量 100重量部に対して 0.5〜15重量部の範囲で添加し、窒素を含む非酸化性雰囲気中にて1000°C〜1500°Cの範囲の温度で焼成する。反応途中でアルミネートを合成し、このアルミネートを還元窒化することにより、窒化アルミニウム粉末を作製する。
請求項(抜粋):
酸化アルミニウム粉末と、炭素粉末と、アルカリ土類金属化合物および希土類元素化合物から選ばれた少なくとも 1種の化合物粉末との混合粉末を出発原料とする、Al2 O 3 -C-N2 系の還元窒化反応に基づく窒化アルミニウム粉末の製造方法において、前記化合物粉末として、Al2 O 3 との共融最低温度がアルカリ土類金属を含む化合物であれば1450°C以下、希土類元素化合物であれば1780°C以下である化合物を用いると共に、この化合物粉末を前記酸化アルミニウム粉末と炭素粉末との合計量 100重量部に対して 0.5〜15重量部の範囲で添加して前記出発原料を調製し、この出発原料を窒素を含む非酸化性雰囲気中にて1000°C〜1500°Cの範囲の温度で焼成することを特徴とする窒化アルミニウム粉末の製造方法。
IPC (3件):
C01B 21/072 ,  C04B 35/58 104 ,  C04B 35/58
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-155209
  • 特開平2-160610

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