特許
J-GLOBAL ID:200903021404777184
電気脱イオン装置の運転方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-197567
公開番号(公開出願番号):特開2004-033977
出願日: 2002年07月05日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【課題】電気脱イオン装置の運転停止後に運転を再開する場合、早期に高水質の脱イオン水を生産する。【解決手段】陽極11を有する陽極室17と、陰極12を有する陰極室18と、これらの陽極室17と陰極室18との間に複数のアニオン交換膜13及びカチオン交換膜14を交互に配列することにより交互に形成された濃縮室15及び脱塩室16とを備え、脱塩室16にイオン交換体が充填され、濃縮室15にイオン交換体、活性炭又は電気導電体が充填されている電気脱イオン装置の運転停止中に、陽極11と陰極12との間に電圧を印加してイオンの移動を防止する。また、運転停止後に濃縮室内の水を、原水よりシリカ又はホウ素濃度の低い水と置換する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
陽極を有する陽極室と、
陰極を有する陰極室と、
これらの陽極室と陰極室との間に複数のアニオン交換膜及びカチオン交換膜を交互に配列することにより交互に形成された濃縮室及び脱塩室と、
該脱塩室に充填されたイオン交換体と、
該濃縮室に充填されたイオン交換体、活性炭又は電気導電体と、
該陽極室及び陰極室にそれぞれ電極水を通水する手段と、
該濃縮室に濃縮水を通水する濃縮水通水手段と、
該脱塩室に原水を通水して脱イオン水を取り出す手段とを有し、
該濃縮水通水手段が、該原水よりシリカ又はホウ素濃度の低い水を、脱塩室の脱イオン水取り出し口に近い側から該濃縮室内に導入すると共に、該濃縮室のうち脱塩室の原水入口に近い側から流出させ、この濃縮室から流出した濃縮水の少なくとも一部を系外へ排出する手段である電気脱イオン装置を運転する方法であって、
該原水の供給を停止して該電気脱イオン装置による脱イオン水の製造を停止しているときに、該陽極と陰極との間に電圧を印加し、該濃縮室から脱塩室へのイオンの移動を抑制することを特徴とする電気脱イオン装置の運転方法。
IPC (3件):
C02F1/469
, B01D61/48
, B01D61/54
FI (3件):
C02F1/46 103
, B01D61/48
, B01D61/54 500
Fターム (27件):
4D006GA17
, 4D006HA47
, 4D006JA30A
, 4D006JA41A
, 4D006JA42A
, 4D006JA43A
, 4D006JA44A
, 4D006JA56A
, 4D006KA16
, 4D006KA81
, 4D006MA13
, 4D006MA14
, 4D006PA01
, 4D006PB02
, 4D006PB23
, 4D006PB28
, 4D006PC01
, 4D006PC11
, 4D006PC31
, 4D006PC42
, 4D061DA01
, 4D061DB13
, 4D061EA09
, 4D061EB01
, 4D061EB04
, 4D061EB13
, 4D061EB19
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