特許
J-GLOBAL ID:200903021410415278

建設機械の運転室防塵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 影井 俊次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-124766
公開番号(公開出願番号):特開平10-306467
出願日: 1997年04月30日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【目的】 運転室の内部における気密が完全でない場合でも、運転室内を長い時間にわたって大気圧より高い状態に保持でき、休車中に外部から塵埃等が侵入するの防止する。【構成】 制御手段40を構成するマイクロコンピュータ41にエンジンキースイッチ42からの入切信号を取り込み、また開閉ドア7の開閉を検出するドアスイッチ43を設けて、エンジンキースイッチ42からエンジンを停止させたことが検出された後に、一度開閉ドア7が開放され、さらに開閉ドア7が閉鎖されたことを検出すると、休車に入ったと判断して、換気口22を遮蔽状態とし、換気口21を開閉駆動する電気式シリンダ29を設定時間だけ開口させ、またファン14を設定時間だけ作動させて、運転室内増圧操作を行う。電気式シリンダ29及びファン14は車載用のバッテリ44で駆動される。
請求項(抜粋):
開閉ドアを有する運転室に、フィルタが装着され、ファンにより外気を吸い込んで換気を行う換気口を備えたものにおいて、前記換気口を開閉する開閉手段と、エンジンの停止を検出するエンジン停止検出手段及び前記開閉ドアの閉鎖を検出する閉鎖検出手段と、これらエンジン停止検出手段及び閉鎖検出手段によって、エンジンが停止し、かつ開閉ドアが開放された後に閉鎖されことを検出した時に、前記開閉手段を開放状態にして前記ファンを作動させ、所定時間経過後に、この開閉手段で前記換気口の遮蔽と、ファンの停止とにより前記運転室をほぼ密閉状態に保つように制御する制御手段とを備える構成としたことを特徴とする建設機械の運転室防塵装置。

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