特許
J-GLOBAL ID:200903021412243229

尿素を用いた脱硝装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-093478
公開番号(公開出願番号):特開平8-281074
出願日: 1995年04月19日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 スケールが生成されることなく、かつNOx濃度の変動に対応してアンモニアを必要量だけ応答良く取り出せるようにする。【構成】 排ガス発生源20からの排ガスは脱硝反応器23で脱硝されたのち、排熱回収ボイラ21を介して煙突22から排出される。脱硝反応器23での脱硝は、気化器29からのNH3を注入ノズル25から脱硝反応器23内に注入することにより行われる。脱硝反応器23の下流側にはNOxモニタ37が設けられ、排ガス中のNOx量の増減を監視している。そして、NOx量が増加したときは、タンク26内の尿素水溶液27を気化器29へ供給する速度を大きくするとともに、脱硝反応器23へのNH3の注入量を増やし、NOx量が減少したときは、尿素水溶液27を気化器29へ供給する速度を小さくするとともに、脱硝反応器23へのNH3の注入量を減らすように制御する。
請求項(抜粋):
内部に尿素を加水分解するための触媒液が充填され、外部から供給された尿素および水または尿素水溶液を加熱することにより、加水分解を起こさせてNH3を発生する気化器と、前記気化器で発生したNH3が注入されることにより、排ガス発生源から導入された排ガス中の窒素酸化物を接触還元して脱硝を行う脱硝反応器と、を備えた尿素を用いた脱硝装置において、前記排ガス中の窒素酸化物の量を検出する検出手段と、その検出結果を取り込んで、前記排ガス中の窒素酸化物の量が増加したときは、尿素および水または尿素水溶液の前記気化器への供給速度を大きくするとともに、前記脱硝反応器へのNH3の注入量を増やし、排ガス中の窒素酸化物の量が減少したときは、尿素および水または尿素水溶液の前記気化器への供給速度を小さくするとともに、前記脱硝反応器へのNH3の注入量を減らす制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする尿素を用いた脱硝装置。
IPC (6件):
B01D 53/94 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/56 ,  B01D 53/74 ,  B01D 53/86 ZAB ,  G05D 21/00
FI (5件):
B01D 53/36 101 A ,  G05D 21/00 A ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 129 E ,  B01D 53/36 ZAB
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る