特許
J-GLOBAL ID:200903021418124760
車両用ペダル支持構造
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-109775
公開番号(公開出願番号):特開平9-290715
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 所定値以上の外力が車両の前方から作用した際に車両用ペダルの踏面の変位を制御する。【解決手段】 揺動リンク36の揺動中心軸38を支持するリンクサポート24は、ブレーキペダル10の回転中心軸56を支持するペダルサポート44に対して離間可能に連結されている。さらに、揺動リンク36とブレーキペダル10とは連結リンク60によって連結されており、回転中心軸56と揺動中心軸38とを結ぶラインPに対して第1連結中心軸62が略車両前方側に位置されている。従って、所定値以上の外力が車両の前方から作用すると、リンクサポート24がペダルサポート44に対して回転しながら離間し、回転中心軸56と揺動中心軸38との距離Aが増加する。これに伴い、第1連結中心軸62がラインP側へ引き込まれるので、ペダルパッド26を略車両前方側へ変位させることができる。
請求項(抜粋):
車体側に固定され、吊り下げ式の車両用ペダルの回転中心軸を支持するペダルブラケットと、このペダルブラケットに揺動中心軸回りに揺動可能に支持されると共に、一端部が車両用ペダルの踏面に付与された踏力を踏力増強手段に伝達する操作力伝達手段と連結された揺動リンクと、この揺動リンクの他端部と車両用ペダルの反踏面側の端部とを相対回転可能に連結すると共に車両用ペダルの回転中心軸回りの略車両前方側への回転力を揺動リンクを介して操作力伝達手段に伝達し、更に当該反踏面側の端部との連結中心軸を車両用ペダルの回転中心軸と揺動リンクの揺動中心軸とを結ぶラインよりも略車両前方側又は略車両上方側に有する連結リンクと、所定値以上の外力が車両前部に作用した際に、回転中心軸と揺動中心軸との距離を増加させかつ連結中心軸を前記ライン側へ変位させることで、車両用ペダルの踏面の変位を制御する変位制御手段と、を有することを特徴とする車両用ペダル支持構造。
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