特許
J-GLOBAL ID:200903021422124562

バックホウ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-047089
公開番号(公開出願番号):特開平6-257187
出願日: 1993年03月09日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】 運転部から所定距離だけ離れた空間上に牽制面を設定し、バケットが牽制面に達するとバックホウ装置を自動的に停止させて、バケットと運転部との接触を回避するように構成したバックホウにおいて、牽制面の設定により狭められたバケットの作業範囲を、自動停止作用を残しながら少しでも広くする。【構成】 バケット6が運転部27に接触する範囲においては、バケット6が自動停止操作される牽制面B1,B2を設定する。逆に、アーム5を最も掻き込み側に操作してもバケット6が運転部27に接触しない範囲Jにおいては、牽制面B1,B2を設定する必要がないので、この牽制面B1,B2を設定しない。
請求項(抜粋):
旋回台(2)に上下揺動自在に連結された第1ブーム部分(4a)と、この第1ブーム部分(4a)の先端に左右揺動自在に連結された第2ブーム部分(4b)とを備えてブーム(4)を構成し、前記第2ブーム部分(4b)の先端にアーム(5)及びバケット(6)を揺動操作自在に連結してバックホウ装置(3)を構成すると共に、前記バックホウ装置(3)と運転部(27)とを前記旋回台(2)の左右に並べて配置してあるバックホウであって、前記アーム(5)をその揺動範囲の端部にまで掻き込み側に操作した状態で、前記バケット(6)が運転部(27)の最外側を覆う外部フレーム(29),(30)に接触せずに近接する位置に、前記第2ブーム部分(4b)及び第1ブーム部分(4a)を操作した近接状態において、この近接状態での前記第1ブーム部分(4a)に対する第2ブーム部分(4b)の左右角度を左右境界角度(F1)として設定する左右境界設定手段と、この近接状態での前記旋回台(2)に対する第1ブーム部分(4a)の上下角度を上下境界角度(F2)として設定する上下境界設定手段と、前記左右境界角度(F1)での前記第2ブーム部分(4b)の先端の位置から右又は左の前記運転部(27)側の範囲において、前記運転部(27)の外部フレーム(29),(30)から外方に所定距離だけ離れた第1牽制面(A1),(A2)を空間上に上下に亘って設定する第1設定手段と、前記左右境界角度(F1)での前記第2ブーム部分(4b)の先端の位置から前記運転部(27)とは反対側の範囲において、前記上下境界角度(F2)に対応するバケット(6)の位置から上側の範囲で、前記運転部(27)の外部フレーム(29),(30)から外方に所定距離だけ離れた第2牽制面(B1),(B2)を空間上に設定する第2設定手段とを備えると共に、前記バケット(6)の位置を検出する位置センサー(36),(37),(38),(39)と、この位置センサー(36),(37),(38),(39)の検出に基づき、前記バケット(6)が前記第1牽制面(A1),(A2)及び第2牽制面(B1),(B2)を越えて運転部(27)側に入り込もうとすると、前記バックホウ装置駆動用の油圧シリンダ(7),(11),(12),(13)を停止させてこれを牽制阻止する牽制手段とを備えてあるバックホウ。
IPC (2件):
E02F 9/24 ,  E02F 3/43

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