特許
J-GLOBAL ID:200903021424716106

デイーゼルエンジンの燃料噴射量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-316953
公開番号(公開出願番号):特開平5-149176
出願日: 1991年11月29日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】 排気絞りの解除が行われる際に、スモークの発生の低減と、トルクショック等の発生の抑止をともに図る。【構成】 過給機付ディーゼルエンジン2において、排気管48に設けられた排気絞り弁64の作動が解除されたときに、ECU71は燃料噴射ポンプ1から供給される燃料噴射量を最大噴射量に基づいて制御する。このとき、最大噴射量は最初ECU71により所定量だけ減量される。その後、最大噴射量は所定時間が経過するまでその減量値が徐々に減少されるよう変更される。従って、所定時間が経過するまでは最大噴射量が小さくなり、燃料の不完全燃焼が抑えられる。また、所定時間は常に一定値であり、減量期間が過不足することはない。さらに、燃料噴射量は排気絞り弁64の解除の程度に応じて滑らかに増量される。そのため、排気絞り機構の解除が完了した直後に燃料噴射量が急増することはない。
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジンに燃料噴射を行う燃料噴射手段と、前記ディーゼルエンジンの排気通路途中に設けられ、排気絞りを行うために作動させる排気絞り機構と、前記ディーゼルエンジンの回転数及びアクセル開度を含む運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記排気絞り機構の作動及び解除を制御する排気絞り制御手段と、前記排気絞り制御手段により前記排気絞り機構が解除されたときに、前記運転状態検出手段の検出結果に基づくエンジン回転数に対応して最大噴射量を演算する最大噴射量演算手段と、前記最大噴射量演算手段の演算結果に基づいて前記燃料噴射手段を駆動制御する噴射制御手段とを備えたディーゼルエンジンの燃料噴射量制御装置において、前記排気絞り制御手段により前記排気絞り機構が解除されたときに、前記最大噴射量演算手段により演算される前記最大噴射量を最初に所定量だけ減量しておき、その後所定時間が経過するまでの間にその減量値を徐々に減少せしめるように前記最大噴射量を変更する最大噴射量変更手段を備えたことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料噴射量制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/38 ,  F02D 1/02 311 ,  F02D 9/04 ,  F02D 9/06

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