特許
J-GLOBAL ID:200903021430782889

抄紙機の周波数解析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小沢 信助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-060049
公開番号(公開出願番号):特開平5-263390
出願日: 1992年03月17日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 紙質を測定するセンサを用いて、設備診断に適した短周期並びに長周期の周波数解析を行う抄紙機の周波数解析装置を提供すること。【構成】 抄紙プロセスで製造される紙の坪量、水分率、光沢度などの紙質を測定するセンサと、このセンサの測定状態信号と基準点信号を出力するセンサ走行管理部と、この測定状態信号が測定可能であるとき一定時間間隔でデータ収集を指示するサンプリング指示部と、この指示されたタイミングで前記センサの測定信号を一時記憶する定時性データバッファと、この基準点信号が出力された時を基準に定時性データバッファの記憶するデータを所定数読み込むデータ集録部と、このデータ集録部に集録されたデータに対して周波数解析を行う短周期解析部と、この周波数スペクトルのピーク周波数を抄紙機の抄速を基にロール直径やフェルト周距離等と対応付ける短周期解析表示部とを具備している。
請求項(抜粋):
抄紙プロセスで製造される紙の坪量、水分率、光沢度などの紙質を測定するセンサと、このセンサを紙幅方向に往復走査して、当該センサが所定速度で走査して紙質を測定している状態を表す測定状態信号と、当該センサが紙幅方向の予め定められた基準位置を通過した瞬間に基準点信号を出力するセンサ走行管理部と、このセンサ走行管理部の出力する測定状態信号が測定可能を表示しているとき、当該センサが一走査する間に周波数解析するのに必要なデータ数集録できるサンプリングタイムの範囲内で定められた一定時間間隔でデータ収集を指示するサンプリング指示部と、このサンプリング指示部で指定されたタイミングで前記センサの測定信号を一時記憶する定時性データバッファと、このセンサ走行管理部の出力する基準点信号が出力された時を基準に、当該定時性データバッファの記憶するデータを所定数読み込むデータ集録部と、このデータ集録部に集録されたデータに対して周波数解析を行う短周期解析部と、この短周期解析部で解析した周波数スペクトルのピーク周波数を、前記抄紙機の抄速を基にロール直径やフェルト周距離等と対応付ける短周期解析表示部と、を具備することを特徴とする抄紙機の周波数解析装置。
IPC (2件):
D21F 7/00 ,  G01H 17/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-043158
  • 特開昭60-179302

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