特許
J-GLOBAL ID:200903021431136921

直流電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 則次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-300973
公開番号(公開出願番号):特開平7-131984
出願日: 1993年11月04日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】 入力電流波形の改善及び力率を改善することができる直流電源装置のコストを低減させる。また、入力交流電圧が高い場合であっても入力電流波形の高調波成分の増大を抑制する。【構成】 交流電圧を全波整流する整流回路8の出力にリアクトル13を介してスイッチング素子15を接続する。出力電圧と基準電圧との誤差出力と三角波とを合成し、更に交流電圧が高い時のみ交流電圧の瞬時値を合成したものをコンパレータ25の一方の入力端子に与え、コンパレータ25の他方の入力端子にはスイッチング素子15を流れる電流の検出値を与える。フリップフロップ31を三角波の立上りでセットし、コンパレータ25の出力でリセットしてPWM波を作り、スイッチング素子15をオン・オフ制御する。
請求項(抜粋):
正弦波の交流電圧が供給される交流電源端子と、前記交流電源端子に接続された整流回路と、前記交流電源端子と前記整流回路との間の交流電源ラインに直列に又は前記整流回路の直流出力ラインに直列及び/又は並列に接続されたインダクタンス回路要素と、前記整流回路の出力側に配置されており、前記交流電源端子の交流電圧の周期よりも短い周期を有してオン・オフ動作し、前記インダクタンス回路要素に対するエネルギーの蓄積及び放出を制御するスイッチング素子と、前記スイッチング素子よりも出力側に設けられた平滑用コンデンサと、前記平滑用コンデンサで平滑された直流出力電圧を検出する電圧検出回路と、前記スイッチング素子又は前記リアクトルを流れる電流を検出するための電流検出器と、基準電圧源と、前記基準電圧源の基準電圧と前記電圧検出回路から得られる検出電圧との差に対応する電圧を形成する差信号形成回路と、前記交流電源端子の交流電圧よりも十分に高い周波数で三角波を発生する三角波発生回路と、前記差信号形成回路の出力電圧と前記三角波との合成電圧を形成する合成回路と、前記電流検出器から得られる電流検出波形と前記合成回路から得られる合成電圧との電圧比較出力を発生する電圧コンパレータと、前記三角波に同期して前記スイッチング素子をオフ状態からオン状態に転換させ、前記電圧コンパレータの出力に同期して前記スイッチング素子をオン状態からオフ状態に転換させる制御パルスを形成して前記スイッチング素子に与える制御パルス形成回路とを備えた直流電源装置において、前記交流電圧の振幅情報を含む電圧を得るための交流電圧振幅情報検出手段と、前記交流電圧の振幅が所定値以上になった時に前記交流電源端子を通って流れる入力電流の振幅を制限するように前記合成電圧の電圧レベルを制御するために前記交流電圧振幅情報検出手段と前記合成回路との間に接続された電圧電流非直線性素子とが設けられていることを特徴とする直流電源装置。
IPC (4件):
H02M 7/217 ,  H02M 1/15 ,  H02M 3/155 ,  H02M 7/06

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