特許
J-GLOBAL ID:200903021431476668

枯草菌によるストレプトリジンOの製法及びそのための遺伝子組換え体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 功
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-284230
公開番号(公開出願番号):特開平5-184372
出願日: 1991年10月04日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 ストレプトリジン O (SLO) を、本来の産生菌であるストレプトコッカス・ピョゲネスではなく、枯草菌により発現分泌させる。【構成】 シグナル配列領域欠失 SLO 構造遺伝子の上流に、枯草菌のアルカリプロテアーゼ遺伝子のプロモータ、SD 配列及び分泌のためのシグナルを配した遺伝子組換え発現ベクターを構築し、該ベクターにより枯草菌を形質転換させ、当該形質転換枯草菌を培養することにより SLO を産生させ且つ分泌させる。【効果】 ストレプトコッカス・ピョゲネスは培養が困難であり、これが SLOのコストに反映していたが、枯草菌は培養が容易であり且つ安全性も高いので生産性に関する問題点が解消する。更に、本発明による形質転換枯草菌はストレプトコッカス・ピョゲネスよりも溶血活性の高い SLO を産生する。
請求項(抜粋):
シグナル配列領域を取り除いたストレプトリジン O 構造遺伝子の上流に、枯草菌のアルカリプロテアーゼ遺伝子のプロモータ、SD 配列及びシグナル配列を有していることを特徴とする、発現ベクター。
IPC (4件):
C12N 15/75 ZNA ,  C12N 1/21 ,  C12P 21/02 ,  C12R 1:125

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