特許
J-GLOBAL ID:200903021445858890

芳香族アルデヒドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-381113
公開番号(公開出願番号):特開2003-183268
出願日: 2001年12月14日
公開日(公表日): 2003年07月03日
要約:
【要約】【課題】 溶媒中で芳香族化合物(II)、N,N-ジメチルホルムアミドおよびホスゲンを反応させたのち加水分解して得た反応混合物から、タール成分を殆んど生成させることなく精留して、留分として芳香族アルデヒド(I)を収率よく得ることのできる製造方法を提供する。【解決手段】 ハロゲン化芳香族炭化水素中で芳香族化合物(II)、N,N-ジメチルホルムアミドおよびホスゲンを反応させたのち加水分解して得た反応混合物を精留する。タール成分を殆んど生ずることなく、留分として芳香族アルデヒ(I)を得ることができる。ハロゲン化芳香族炭化水素は、塩素化芳香族炭化水素が好ましい。ハロゲン化芳香族炭化水素に式(II)で示される芳香族化合物、N,N-ジメチルホルムアミドおよびホスゲンを同時に供給しながら反応させたのち加水分解して得た反応混合物が好ましい。減圧下に精留することが好ましい。
請求項(抜粋):
ハロゲン化芳香族炭化水素中で式(II)〔式中、R1、R2およびR3はそれぞれ独立に水素原子またはアルキル基を示し、Xは酸素原子または硫黄原子を示す。〕で示される芳香族化合物、N,N-ジメチルホルムアミドおよびホスゲンを反応させたのち加水分解して得た反応混合物を精留して、留分として式(I)〔式中、R1、R2、R3およびXはそれぞれ前記と同じ意味を示す。〕で示される芳香族アルデヒドを得ることを特徴とする前記芳香族アルデヒドの製造方法。
IPC (3件):
C07D307/46 ,  C07D307/48 ,  C07D333/22
FI (3件):
C07D307/46 ,  C07D307/48 ,  C07D333/22
Fターム (2件):
4C023DA02 ,  4C037HA21
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭61-293979
  • 特開昭57-091982
審査官引用 (5件)
  • 特開昭57-091982
  • フルフラール類の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-379816   出願人:住友化学工業株式会社
  • 特開昭61-293979
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