特許
J-GLOBAL ID:200903021447964891

ディスク再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-262763
公開番号(公開出願番号):特開平7-182796
出願日: 1994年10月26日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】【目的】この発明の目的は、データの再生速度を連続的に可変でき、しかも、再生速度に対応して確実にデータをスライスでき、再生速度によって再生性能が変化することを防止可能なデータ再生装置を提供する。【構成】PLL回路(5) はデータスライス回路(4) から出力されるEFM信号に基づいて、データの再生速度に同期したクロック信号(PLCK)を生成し、データ処理回路はこのクロック信号(PLCK)を用いてEFM信号を復調し、この復調されたデータの時間軸の変動を除去している。したがって、データの再生速度を連続的に可変できる。しかも、データスライス回路(4) はクロック信号(PLCK)に基づいて2値化の基準電圧を生成しているため、再生速度に対応して確実にデータをスライスでき、再生速度によって再生性能が変化することを防止できる。
請求項(抜粋):
ディスクに記録されたデータを光学的に読み出し、電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段から供給される電気信号を増幅する増幅器と、前記増幅器から供給される電気信号を2値化し、EFM信号を生成するデータスライス回路と、前記データスライス回路から供給されるEFM信号に基づき、データの再生速度の変化に応じたクロック信号を生成するPLL回路と、前記PLL回路から供給されるクロック信号に応じて、前記データスライス回路から供給される前記EFM信号を復調し、データを再生するデータ処理回路とを備え、前記データスライス回路は、前記増幅器から供給される前記電気信号と基準電圧とを比較し、前記電気信号と基準電圧とに応じてデータ“0”とデータ“1”のうちの1つデータを出力する比較器と、前記PLL回路から供給されるクロック信号を分周し、カウント用のクロック信号を生成する分周器と、前記比較器から供給されるデータ“0”の期間とデータ“1”の期間に応じて、前記分周器から供給されるカウント用のクロック信号をカウントし、これらの差分データを出力するアップダウンカウンタと、前記アップダウンカウンタから出力される前記差分データが供給され、この差分データをアナログ電圧に変換し、前記基準電圧として前記比較器に供給するデジタル/アナログ変換器とを具備することを特徴とするディスク再生装置。

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