特許
J-GLOBAL ID:200903021449552663

端子圧着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲高▼木 芳之 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-213316
公開番号(公開出願番号):特開平7-050191
出願日: 1993年08月04日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 芯線こぼれを生じない端子圧着装置とする。【構成】 断面略U字状の嵌入部bが形成されたワークSの上縁に立設された被覆バレル片cと芯線バレル片dに対応した上方位置に電線Wの被覆mと芯線nをセットする。そして、電線押さえ5が下降していくと、電線Wを下方に押し下げていき、嵌入部b内に押し込める。この際、芯線バレル片dは両端にベルマウスが形成されるように中央部のみが押圧される成形面13が設けられているが、電線押さえ5は芯線バレル片dと当接しないので、電線Wを嵌入部bの深部まで押し込めることができる。従って、芯線nの一部細線が芯線バレルからはみ出すいわゆる芯線こぼれを生じない。
請求項(抜粋):
下型と上型との間で、上縁に被覆バレル片と芯線バレル片が立設された断面略U字状の嵌入部が形成されたワークと、この嵌入部の上方に電線の先端をセットして、電線の被覆と芯線をそれぞれ被覆バレル片と芯線バレル片により包み込むように加締めて圧着する端子圧着装置において、前記上型には、被覆バレル片を押圧する成形面が設けられた被覆クリンパと、芯線バレル片の両端部を除く中央部のみを押圧する成形面が設けられた芯線クリンパと、この両クリンパの間に配設されて、被覆バレル片と芯線バレル片のいずれにも当接しない中間位置で、被覆バレル片及び芯線バレル片が圧着されるに先だって電線を嵌入部内に押し込める電線押さえとが設けられていることを特徴とする端子圧着装置。

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