特許
J-GLOBAL ID:200903021457923905

フロー培養機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 的場 基憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-026459
公開番号(公開出願番号):特開2007-202499
出願日: 2006年02月03日
公開日(公表日): 2007年08月16日
要約:
【課題】疾病に関連する遺伝子群から発現因子を探る場合に、培地液量を少なく抑えつつ、生体環境に近い刺激を生体細胞に確実に負荷してフロー培養を行えるようにする。【解決手段】底面を隔膜31で形成したカップ状のケース19と、ケース19の内外で隔膜31とともに第1室41及び第2室43を形成する内側水路ブロック15,外側水路ブロック17を具備し、隔膜31の第1室41側に生体細胞をセット可能とした生体細胞セット部5と、所定の溶存酸素濃度に維持した培養液47を貯留する第1の培養液貯留部7と、培養液47よりも溶存酸素濃度を低く維持した培養液47aを貯留する第2の培養液貯留部9と、培養液47を第1室41を通して循環させる第1循環ポンプ11と、培養液47aを第2室43を通して循環させる第2循環ポンプ13を備え、内側水路ブロック15の隔膜対向面51に、乱流発生用突起51aを複数設けた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
擬似生体環境下に生体細胞を曝してフロー培養を行うのに用いるフロー培養機であって、 カップ状を成し且つ底面を透過膜で形成したケースと、このケースの内側に位置してケース底面の透過膜との間で第1室を形成する内側水路ブロックと、上記ケースの外側に位置してケース底面の透過膜との間で第2室を形成する外側水路ブロックを具備し、第1室及び第2室を仕切るケース底面の透過膜の第1室側に生体細胞をセット可能とした生体細胞セット部と、 所定の溶存酸素濃度に維持した培養液を貯留する第1の培養液貯留部と、 この第1の培養液貯留部に貯留した培養液よりも溶存酸素濃度を低く維持した培養液を貯留する第2の培養液貯留部と、 第1の培養液貯留部に貯留した溶存酸素濃度の高い培養液を生体細胞セット部の第1室を通して循環させる第1循環ポンプと、 第2の培養液貯留部に貯留した溶存酸素濃度の低い培養液を生体細胞セット部の第2室を通して循環させる第2循環ポンプを備え、 上記生体細胞セット部の第1室を形成する内側水路ブロックの透過膜対向面に、乱流発生用突起を複数設けたことを特徴とするフロー培養機。
IPC (1件):
C12M 3/06
FI (1件):
C12M3/06

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