特許
J-GLOBAL ID:200903021464953577

並列多重インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-351618
公開番号(公開出願番号):特開平6-178546
出願日: 1992年12月09日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 並列多重インバータを構成する2台の単位インバータ間を流れる循環電流を抑制すること。【構成】 並列多重インバータを構成する各単位インバータ2a,2bが共通の領域判定手段11により電圧指令から判定された領域と電圧ベクトル選択手段15a,15bにより選択された電圧ベクトル出力順序と個別の持続時間補正手段14a,14bにより得られた電圧ベクトル持続時間に基づいて駆動される構成であり、電圧ベクトルPWM方式により駆動された場合は、単位インバータ間に流れる循環電流を抑制しつつ与えられた電圧指令に追従すること。
請求項(抜粋):
2つの単位インバータを並列接続して得られる並列多重インバータ装置において、前記並列多重インバータ装置のスイッチング状態による電圧ベクトルの互いに隣接する3つの頂点を結んで形成される領域の各頂点を形成する少なくとも3つの前記電圧ベクトルを選択し、PWM周期内での出力順序を決定する電圧ベクトル選択手段と、前記電圧ベクトル選択手段からの出力により電圧指令を電圧ベクトルの形態で出力する電圧指令発生手段と、前記電圧指令により前記PWM周期毎に当該電圧指令が位置する領域を判定する領域判定手段と、前記領域判定手段で判定された領域で前記電圧指令に前記出力電圧が一致するように前記PWM周期内での前記電圧ベクトルの持続時間を演算する持続時間演算手段と、前記各単位インバータの同一相の出力電流の偏差を減少させるように前記電圧ベクトルの持続時間を補正する持続時間補正手段と、前記持続時間補正手段もしくは持続時間演算手段からの出力により前記単位インバータのスイッチング素子を制御する制御信号を作成するスイッチング信号作成手段とを備え、前記電圧ベクトル選択手段は前記持続時間補正手段および領域判定手段からの出力により電圧ベクトルを前記単位インバータに出力する出力手段を備えた並列多重インバータ装置。

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