特許
J-GLOBAL ID:200903021466549579
ビデオカメラ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-016326
公開番号(公開出願番号):特開平7-226950
出願日: 1994年02月10日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】 誤った白色検出を防ぐため、データの白色度を求めて、過去の白色度より高い場合のデータに基づいて良好なホワイトバランスを得る。【構成】 被写体からの入射光をCCD3で受光し、R-Y,B-Y演算回路5に入力し、被写体のR-Y,B-Yデータを得、白色検出回路6に入力し、白色部分のデータを抽出して白色度演算回路7に入力し、白色のデータがどれだけ白色に近似しているかを白色度データとして出力し、この白色度データと、メモリ9に書き込まれている前回ホワイトバランスゲインを出力した時の白色度データとを比較回路8とで比較し、前回より現在の白色のデータの方が白色の度合いが高い場合にのみスイッチ11をONにする信号を出力し、スイッチ11はONの時のみホワイトバランスゲインをWBゲイン回路12に出力し、白色度データをメモリ9に出力し、書き込み、OFFとなる。
請求項(抜粋):
被写体からの光信号を取り込むレンズと、その光量を制御する絞りと、この絞りを介した被写体の光信号を電気信号に変換する固体撮像素子と、この固体撮像素子によって光電変換された電気信号をデジタル化するA/D変換器と、このA/D変換器によりデジタル化されたメインの信号系から分岐した信号から被写体のRデータとBデータを演算する演算回路と、この演算回路により求まったRデータとBデータの白色部分を検出する白色検出回路と、この白色検出されたデータがどれだけ白色に近いかを演算し、白色度データを出力する白色度演算回路と、前記白色検出回路より白色検出されたデータよりホワイトバランスゲインを演算するゲイン演算回路と、前記メインの信号系に対して前回前記ホワイトバランスゲインを出力したときの前記白色度データを白色度比較データとして書き込んでいるメモリと、前記白色度演算回路の出力する白色度データと、前記メモリの出力する白色度比較データとを比較する白色度比較回路と、前記白色度比較回路の比較結果に応じて前記白色度比較データより前記白色度データが白色に近い場合にのみ前記メモリの白色度比較データを前記白色度データに書き換え、かつ、前記ゲイン演算回路により演算されたホワイトバランスゲインを前記メインの信号系に出力するスイッチとを備えたビデオカメラ。
前のページに戻る