特許
J-GLOBAL ID:200903021466638423

亜鉛結合が増大したインシュリン誘導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高木 千嘉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-200002
公開番号(公開出願番号):特開平10-072496
出願日: 1997年07月25日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 亜鉛結合が増大されたインシュリン誘導体の提供【解決手段】 このインシュリン誘導体は、式I【化1】(式中、Zはヒスチジン残基であるか、または1〜5個のヒスチジン残基を含有する、2〜35個の遺伝学的にコード化可能なアミノ酸残基を有するペプチドである)を有し、糖尿病の治療のための薬剤の製造に適している。式Iのインシュリンは亜鉛との複合体を形成し、この複合体はインシュリンヘキサマーとヘキサマー1モルにつき約5〜9モルの亜鉛を含有する。
請求項(抜粋):
式I【化1】〔式中、R1はフェニルアラニン残基または水素原子であり、R3は遺伝学的にコード化可能なアミノ酸残基であり、Yは遺伝学的にコード化可能なアミノ酸残基であり、Zはa) アミノ酸残基Hisであるか、またはb) 1〜5個のヒスチジン残基を含有する2〜35個の遺伝学的にコード化可能なアミノ酸残基を有するペプチドであり、残基A2〜A20はヒトインシュリン、動物インシュリンまたはインシュリン誘導体のA鎖のアミノ酸配列に相当し、そしてB2〜B29はヒトインシュリン、動物インシュリンまたはインシュリン誘導体のB鎖のアミノ酸配列に相当する〕のインシュリンまたはその生理学的に許容しうる塩。
IPC (2件):
C07K 14/62 ZNA ,  A61K 38/28 ADP
FI (2件):
C07K 14/62 ZNA ,  A61K 37/26 ADP
引用文献:
審査官引用 (1件)

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