特許
J-GLOBAL ID:200903021471231943

高周波大電流回路用の電動スイッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-021417
公開番号(公開出願番号):特開2000-222966
出願日: 1999年01月29日
公開日(公表日): 2000年08月11日
要約:
【要約】【課題】 より高い周波数と大きな電流を必要とする大型の装置に用いる電動スイッチを提供すること。【解決手段】 加圧レバー9とリンクレバー13が枢着連結され、ウォームホイル1と加圧レバー9が共通の揺動軸8に支承され、駆動軸3に周設されたウォーム2がウォームホイール1に係合し、ウォーム2の回転に連動して、ウォームホイル1と加圧レバー9が揺動軸8を中心に揺動し、これに連動してリンクレバー13の支点軸14が並進移動し、支点軸14を介して揺動機構部に連結されている並進運動部が上下ガイド10,11により並進運動して、並進運動部の可動接触子18と固定接触子Eが電気接触又は解離することによって解決される。
請求項(抜粋):
【請求項01】 並進運動する並進運動部と、この並進運動部を駆動する揺動機構部と、高周波大電流回路の導体(20)を接続・遮断する導体接触部とが、函体(7)内に組込まれている高周波大電流回路用の電動スイッチにおいて、上記揺動機構部は、ウォームホイル(1),ウォーム(2),駆動軸(3),駆動モータ(4),揺動軸(8),加圧レバー(9),リンクレバー(13),支持軸(14),及びリンク関節(21)を有すること、加圧レバー(9)とリンクレバー(13)とがリンク関節(21)を介して枢着連結され、ウォームホイル(1)とこの加圧レバー(9)とが互いに一定の角度をあけて函体(7)の両側面にわたって軸支されている共通の揺動軸(8)に支承され、駆動軸(3)に一体的に周設されたウォーム(2)がそのウォームホイール(1)に係合していること、駆動モータ(4)によるウォーム(2)の回転に連動して、ウォームホイル(1)と加圧レバー(9)とが揺動軸(8)を中心に一方向に揺動し、これに連動してリンクレバー(13)の一端にある支点軸(14)が一方向に並進移動することによって、この支点軸(14)を介して揺動機構部に連結されている並進運動部が上ガイド(11)と下ガイド(10)により並進運動して、並進運動部の可動接触子(18)と固定接触子(E)を有する導体(20)とが電気的に接触又は解離することを特徴とする電動スイッチ。【請求項02】 導体接触部は、左右対称な一対の導体(20)を有し、この各導体(20)が函体(7)に一定の間隔を保持して平行に固定されて可動接触子(18)と共に逆U字形の電路を形成していることを特徴とする請求項1に記載の電動スイッチ。【請求項03】 各電動スイッチ(SW)を無電圧下で操作して回路の切替えをする場合、選択された1台の電動スイッチ(SW)が、ウォーム歯車と揺動機構部により起動時に低トルクで動作し、強い接触圧力が終了時に得られ、かつ、動作終了の状態を機械的に保持するこの電動スイッチにあって、駆動モータ(4)が各電動スイッチ(SW)のうちの1台を閉じる信号を受信すると、この駆動モータ(4)が可動接触子(18)と導体(20)とを電気的に接触させる方向に回転し、これらの可動接触子(18)と導体(20)の固定接触子(E)とが所定の圧力で電気的に接触すると、一方のリミットスイッチ(5)が作動して、この駆動モータ(4)が停止し、この接触の状態が機械的に保持されること、及び、駆動モータ(4)が各電動スイッチ(SW)を開く信号を受信すると、この駆動モータ(4)が、可動接触子(18)と導体(20)とが電気的に解離する方向に回転し、これらの可動接触子(18)と導体(20)とが所定の位置で電気的に解離すると、他方のリミットスイッチ(5′)が作動して、この駆動モータ(4)が停止し、この解離の状態が機械的に保持されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動スイッチ。
IPC (3件):
H01H 3/26 ,  H01H 1/20 ,  H01H 3/40
FI (3件):
H01H 3/26 ,  H01H 1/20 ,  H01H 3/40 C
Fターム (6件):
5G025AA05 ,  5G025BA09 ,  5G025CA09 ,  5G025DA01 ,  5G051EA08 ,  5G051EA14

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