特許
J-GLOBAL ID:200903021481255026

膜式燃料ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 株式会社ミクニ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-178760
公開番号(公開出願番号):特開平10-009079
出願日: 1996年06月20日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 部品点数の増加、組立時、及び膜式燃料ポンプをエンジンに取付時の労作の煩雑さ、を招くことなく、かつ吸入側エアチャンバ14、吐出側エアチャンバ15共に効果的に作用する膜式燃料ポンプを得ること。【解決手段】 燃料吸入室12と吸入側エアチャンバ14とを隔成する可撓性膜体部分を吸入側エアチャンバ14が縮小する方向に付勢する手段16を吸入側エアチャンバ14側に、燃料吐出室13と吐出側エアチャンバ15とを隔成する可撓性膜体部分を吐出側エアチャンバ15が拡大する方向に付勢する手段17を吐出側エアチャンバ15側に一体に形成した構成。
請求項(抜粋):
ポンプ筐体(1)の一方の端面と、該端面側の第1の蓋体(2)との間に挾持されて第1の可撓性膜体(3)が配置され、前記ポンプ筐体(1)の両端面間に形成された隔壁(4)と前記第1の可撓性膜体(3)との間に、吸入側逆止弁(5)を備えた吸入通路(6)と吐出側逆止弁(7)を備えた吐出通路(8)とが開口し、前記第1の可撓性膜体(3)の撓み振動によってポンプ作用が行われるポンプ作用室(9)が形成され、前記ポンプ筐体(1)の他方の端面と、該他方の端面側の第2の蓋体(10)との間に挾持されて第2の可撓性膜体(11)が配置され、該第2の可撓性膜体(11)と前記隔壁(4)との間に、前記吸入通路(6)と外部から燃料を吸入する燃料吸入口とが開口する燃料吸入室(12)と、前記吐出通路(8)と外部に燃料を吐出する燃料吐出口とが開口する燃料吐出室(13)とが形成され、前記第2の可撓性膜体(11)と前記第2の蓋体(10)との間に、前記燃料吸入室(12)に対応する吸入側エアチャンバ(14)と、燃料吐出室(13)に対応する吐出側エアチャンバ(15)とが形成されている膜式燃料ポンプにおいて、前記第2の可撓性膜体(11)の、前記燃料吸入室(12)と前記吸入側エアチャンバ(14)とを隔成する部分の吸入側エアチャンバ(14)側に、該部分を第2の蓋体(10)側に引き寄せて該吸入側エアチャンバ(14)を縮小する方向に付勢する手段(16)を、前記第2の可撓性膜体(11)の燃料吐出室(13)と吐出側エアチャンバ(15)とを隔成する部分の吐出側エアチャンバ(15)側に、該吐出側エアチャンバ(15)を拡大する方向に付勢する手段(17)を、第2の可撓性膜体(11)と一体に形成して成る膜式燃料ポンプ。
IPC (2件):
F02M 37/12 ,  F04B 43/02
FI (2件):
F02M 37/12 A ,  F04B 43/02 D
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表昭56-501534

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