特許
J-GLOBAL ID:200903021488853913

被覆金属準微粒子、金属基焼結体及びその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高木 千嘉 (外3名) ,  高木 千嘉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-219281
公開番号(公開出願番号):特開平7-054008
出願日: 1993年08月12日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【構成】 体積基準頻度分布で平均粒子径が10μmを越える金属準微粒子からなる芯粒子粉体を気中に分散させ、この分散した芯粒子粉体の準微粒子を粒径に応じて分散度βが80%以上99%である分散状態で被覆形成物質前駆体と接触又は衝突させることによって、単一粒子の表面を被覆形成物質で被覆した被覆金属準微粒子を得、これを焼結することにより金属基焼結体を製造する。【効果】 本方法により、均一で、緻密で、且つ強固に焼結された、高度に制御された微組織を有する高性能な被覆金属焼結体が得られる。
請求項(抜粋):
金属の準微粒子からなる芯粒子粉体を被覆空間に投入し、気相を経て生成する被覆形成物質前駆体及び/又は気相状態の被覆形成物質前駆体を、この芯粒子粉体の準微粒子に接触及び/又は衝突させて、芯粒子粉体の準微粒子の表面を被覆形成物質で被覆して得られる被覆金属準微粒子であって(A) 準微粒子高分散処理手段群の最終処理手段が、(a) この芯粒子粉体の準微粒子を気中に分散させる分散手段、及び(b) 芯粒子粉体の準微粒子を気中に分散させた芯粒子粉体の粒子と気体との混合物において低分散芯粒子粉体部分を分離し、芯粒子粉体の粒子が主に単一粒子状態で気中に存在する高分散芯粒子粉体の粒子・気体混合物を選択する高分散芯粒子粉体の粒子・気体混合物選択手段とこの高分散芯粒子粉体の粒子・気体混合物選択手段により選択分離された低分散芯粒子粉体部分を準微粒子高分散処理手段群中の分散手段の内の最終分散手段及び/又は最終分散手段以前の処理手段に搬送するフィードバック手段とを備えた高分散芯粒子粉体の粒子・気体混合物選択手段、から選ばれる準微粒子高分散処理手段群により、体積基準頻度分布で平均粒子径が10μmを越える準微粒子芯粒子粉体の粒子又は主に準微粒子からなる芯粒子粉体の粒子を、気中に分散させて高分散芯粒子粉体の粒子・気体混合物とする分散工程、(B) この分散工程で分散させた芯粒子粉体の粒子を、その平均粒子径が10μmを越え20μm以下のときには分散度βが80%以上、20μmを越え50μm以下のときには分散度βが90%以上、50μmを越え300μm以下のときには分散度βが95%以上、300μmを越え800μm以下のときには分散度が97%以上、800μmを越えるときには分散度が99%以上の分散状態で、被覆空間の被覆開始領域において被覆形成物質前駆体と接触及び/又は衝突させて被覆を開始する被覆工程、からなる被覆手段によって調製された、被覆金属準微粒子。
IPC (2件):
B22F 1/02 ,  C23C 14/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-245835

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