特許
J-GLOBAL ID:200903021489356220

複合センサー付き積雪検層ゾンデ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-236301
公開番号(公開出願番号):特開平6-066957
出願日: 1992年08月13日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】積雪層構造の垂直方向の雪質状態を正確に、かつ、連続的に検知し得る複合センサー付き積雪検層ゾンデを提供する。【構成】プローブ1を積雪層に貫入しながら、貫入深度レベルを検出するとともに、雪質の性質を示す光拡散反射光、雪質の硬さ度合を示す貫入抵抗、及び雪の濡れ度合を示す抵抗変化の3種類の物理量を検出して信号処理部(31乃至34)に入力し、光拡散反射率、貫入抵抗、及び電気伝導度を求め、信号処理部(31乃至34)からの各検出信号を多チャンネル記録装置(40)に入力し、深度レベルに対応して光拡散反射率、貫入抵抗、及び電気伝導度を同時的に各別に記録し、貫入深度レベルにおける3種類の物理量を対比し、相互補完しながら雪質状態を特定する。
請求項(抜粋):
ロッド本体と、円錐形状の先端部を具備する力伝達ロッドとを備える貫入棒と、上記円錐形状の先端部に、送光用光ファイバー、及び該送光用光ファイバーの周囲に、該送光用光ファイバーから送光された送光光が雪により反射された拡散反射光を受光する複数の受光用光ファイバーを配設してなる光拡散反射光検出部と、上記円錐形状の先端部の外周の周面方向に配設された一対の電極により雪の濡れ度合を示す抵抗変化を検出する電気抵抗検出部と、上記ロッド本体、及び力伝達ロッドの対向面にロードセルを設け、上記貫入棒を積雪層に貫入する際の雪の硬さを示す応力を検出する貫入抵抗検出部と、上記貫入棒の積雪層に対する貫入深度を検出する深度レベル検出部とを備えるプローブと、上記光拡散反射光検出部の検出信号を入力されて光拡散反射率を求める信号処理部と、上記抵抗検出部からの検出信号を入力されて電気伝導度を求める信号処理部と、上記貫入抵抗検出部からの検出信号を入力されて貫入抵抗を求める信号処理部と、深度レベル検出部からの検出信号を入力されて深度レベルを求める信号処理部と、上記各信号処理部からの出力信号を入力され、該出力信号を各別に記録する多チャンネル記録装置とを備えることを特徴とする複合センサー付き積雪検層ゾンデ。

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