特許
J-GLOBAL ID:200903021493942290
耳割れ発生のないB含有オーステナイト系ステンレス鋼の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-165982
公開番号(公開出願番号):特開平5-263133
出願日: 1991年07月05日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明は熱間加工性の著しく悪いB含有オーステナイト系ステンレス鋼を、熱間割れなく製造する方法を開示する。【構成】 重量%で、C:0.03%以下、Si:1.0%以下、Mn:2.0%以下、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Cr:16〜25%、Ni:8〜15%、B:0.5〜2.0%、残部が鉄及び不可避的不純物からなるオーステナイト系ステンレス鋼を中間圧延を組み合わせながら、熱間圧延を行うことによって熱間割れを生ずることなくB含有オーステナイト系ステンレス鋼を製造することができる。【効果】 中性子等の放射線を放射する原子炉の使用済み燃料及び廃棄物の貯蔵及び輸送、あるいは中性子遮蔽材に用いるB含有オーステナイト系ステンレス鋼を安価に製造することができる。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.03%以下、Si:1.0%以下、Mn:2.0%以下、P :0.03%以下、S :0.005%以下、Cr:16〜25%、Ni:8〜15%、B :0.5〜2.0%、残部が鉄及び不可避的不純物からなるオーステナイト系ステンレス鋼を鋳造した後、1100°Cから1220°Cの温度域で30分以上加熱し、続いて950°C以上の温度で圧下率30%から70%の中間熱間圧延を施し、さらに1100°Cから1220°Cの温度域で30分以上加熱して所定の厚さまで最終熱間圧延することを特徴とするB含有オーステナイト系ステンレス鋼の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/02
, C22C 38/00 302
, C22C 38/40
引用特許:
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