特許
J-GLOBAL ID:200903021495359533

鋼板の焼鈍方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-263908
公開番号(公開出願番号):特開平6-116631
出願日: 1992年10月01日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 冷間圧延鋼板をベル型焼鈍炉において焼鈍するに際して、圧延油の炭化析出、その他の表面付着物による表面汚れの発生を防止するための手段を提供し、冷間圧延後の電気清浄ラインを省略した焼鈍においても、従来並の品質を有する冷間圧延鋼板を得ようとする。【構成】 鋼板表面に付着した圧延油のカーボン析出温度以下の温度に維持して鋼板表面に付着した圧延油を気散せしめたのち、所定の焼鈍温度に加熱する。圧延油のカーボン析出温度域は圧延油の種類にもよるが、エステル系の場合には、カーボン析出温度域は400〜700°Cにあり、従って、圧延油としてエステル系を使用した場合、400°C以下の温度に保持して圧延油を気散除去する。鋼板表面に付着した圧延油の分解によるカーボン析出温度域を避けた温度域で焼鈍することになり、焼鈍によってカーボンが鋼板表面に析出することはない。
請求項(抜粋):
鋼板表面に付着した圧延油のカーボン析出温度以下の温度に維持して鋼板表面に付着した圧延油を気散せしめたのち、所定の焼鈍温度に加熱する冷間圧延鋼板の焼鈍方法。
IPC (2件):
C21D 1/26 ,  C21D 9/663

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