特許
J-GLOBAL ID:200903021503867764

テレビジョン放送受信回路及びゴースト妨害抑制回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-395297
公開番号(公開出願番号):特開2002-199249
出願日: 2000年12月26日
公開日(公表日): 2002年07月12日
要約:
【要約】【課題】 GR処理を施せない場合でも、映像信号振幅を一定に保ち、画質低下を防止する。【解決手段】 制御回路12では、GR回路11でGR処理が行われた場合に、画質補正回路14内の振幅補正回路141による振幅補正を停止させ、GR処理が行われない場合に、GR処理が行われたときにメモリ回路13に記録しておいたフィルタ特性の設定内容を基に振幅補正量を演算し、演算結果に応じた補正をかけるよう、振幅補正回路141を制御する。これにより、GR処理の有無にかかわらず、入力映像信号が基準信号に基づく振幅に保持され、テレビジョン放送における映像信号に基準信号が常に挿入されていなくても、適切な画質補正を行うことができ、映像品位を維持することができるようになる。
請求項(抜粋):
受信されたテレビジョン放送の映像信号からゴースト除去用基準信号を検出し、ゴースト除去用基準信号が検出されたときには、そのゴースト除去用基準信号と内部で生成されるゴースト除去用基準信号とを比較し、両者の波形が同じになるように受信された映像信号をフィルタリングする手法により、受信された映像信号のゴースト妨害を抑制するゴースト妨害抑制回路と、前記ゴースト妨害抑制回路から出力される映像信号の信号振幅を外部制御により補正する振幅補正手段と、前記ゴースト妨害抑制回路で前記映像信号から基準信号が検出され、ゴースト妨害抑制処理がなされたときのフィルタ特性設定情報のうち、少なくとも振幅情報を記録する設定情報記録手段と、前記ゴースト妨害抑制回路のゴースト除去用基準信号の検出の有無を監視し、ゴースト除去用基準信号が検出されたときは前記ゴースト妨害抑制回路から前記フィルタ特性設定情報を取り込んで少なくとも振幅情報を前記設定情報記録手段に記録させ、ゴースト除去用基準信号が検出されないときは前記設定情報記録手段の記録情報を読み出し、この情報から振幅補正量を演算し、この演算結果に基づいて前記振幅補正手段を制御して映像信号の振幅を前記基準信号が検出されていたときのレベルに保持する制御手段とを具備することを特徴とするテレビジョン放送受信回路。
Fターム (8件):
5C021PA17 ,  5C021PA36 ,  5C021PA58 ,  5C021PA78 ,  5C021RB00 ,  5C021SA12 ,  5C021XA13 ,  5C021YA22

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