特許
J-GLOBAL ID:200903021504048589

スイッチおよびスイッチ付ディスプレイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-316556
公開番号(公開出願番号):特開平10-162698
出願日: 1996年11月27日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 耐久性、操作性などに優れた透明なスイッチを提供する。【解決手段】 内部において光を全反射させながら導く透明な投光用導光板11と内部において同様に光を導くとともに可撓性を有する透明な受光用導光板21とをスペーサ41を挟むように対向させて配置する。受光用導光板21に外部より押圧P1を与えると受光用導光板21は撓んで投光用導光板11と接触位置E1にて接する。このとき、投光用導光板11内部を伝わる光L11のエバネッセント光が接触位置E1を介して受光用導光板21へ到達し、光L11が受光用導光板21の内部へと導かれて光L21となる。その結果、光L21を検出することにより押圧P1である入力を検出することができる。以上の構成により、長寿命であって優れた耐久性を有し、かつ、スイッチ上をなぞりながら所望の位置にて押圧入力可能である透明なスイッチが実現される。
請求項(抜粋):
外部からの押圧に応じて動作するスイッチであって、(a) 導光層として、(a-1) 光が全反射しつつ層内で伝播可能な投光用導光層と、(a-2) 光が全反射しつつ層内で伝播可能な受光用導光層と、を有し、前記投光用導光層と前記受光用導光層とが光学的な分離距離以上の間隔を隔てて相互に積層されるとともに、前記投光用導光層と前記受光用導光層とのうちの少なくとも一方が可撓性を有することによって、外部からの押圧による前記投光用導光層と前記受光用導光層との光学的な接触が可能な導光性積層構造と、(b) 前記投光用導光層内に光を投光する投光手段と、(c) 前記受光用導光層内を伝播した後の光を検出し、当該検出結果に応じたスイッチング出力を与える受光手段と、を備え、前記押圧を受けることによって前記投光用導光層および前記受光用導光層のうちの少なくとも一方の層が局所的かつ可逆的に撓んで他方の層に光学的に接触することにより、前記投光用導光層を伝播していた光の少なくとも一部が前記押圧を受けた位置で前記受光用導光層へと移動して前記受光手段における受光状態が変化し、当該変化に応じてスイッチング動作を生じることを特徴とするスイッチ。
IPC (2件):
H01H 35/00 ,  G02B 6/00 331
FI (2件):
H01H 35/00 B ,  G02B 6/00 331

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