特許
J-GLOBAL ID:200903021517441840

車両の自動ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-061059
公開番号(公開出願番号):特開平10-250548
出願日: 1997年03月14日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 旋回時に車速を限界車速以下に制限しながら、且つ、車両のヨー運動をも積極的に制御することができる車両の自動ブレーキ装置を提供する。【解決手段】 自動ブレーキ装置のブレーキシステムは、エアオーバハイドロリックブレーキからなっており、各車輪それぞれに対応するエアオーバハイドロリックブースタに供給される制動エア圧は、電子コントロールユニット(ECU)により各車輪毎に制御される。ECUは、その内部にヨーモーメント制御回路64と自動減速制御回路66とを有しており、これら両制御回路64,66からそれぞれ出力された目標制動エア圧Pyt,Pbtを加算して最終目標制動エア圧Pftを得る。各車輪毎に供給される制動エア圧は、このエア圧Pftに基づいて制御される。従って、旋回時の車両のヨーモーメント制御及び自動減速制御が同時に実行され、車両の旋回挙動が終始安定化する。
請求項(抜粋):
車両の各車輪に設けられ、制動圧の供給を受けて車輪に制動力を発生させるホイールブレーキと、各輪のホイールブレーキに向けて運転者のブレーキ操作とは独立して流体圧を供給し、前記ホイールブレーキ内の制動圧を立ち上げ可能な流体圧供給手段と、各輪におけるホイールブレーキの制動圧をその目標制御量に従って制御する制動圧制御手段と、前記目標制御量を設定する設定手段とを備え、前記設定手段は、車両の旋回時に所定の車輪間に制動力差を付与して車両の実ヨー運動を目標運動状態に一致させるべく各車輪毎に第1制御量を決定する第1演算部と、車両の旋回時に車速を限界車速以下に制限すべく各車輪毎に第2制御量を決定する第2演算部と、前記第1及び第2演算部にて決定された前記第1及び第2制御量を加算して各車輪毎の前記目標制御量を最終的に決定する加算部とを含むことを特徴とする車両の自動ブレーキ装置。
IPC (3件):
B60T 8/24 ,  B60T 7/12 ,  B60T 8/58
FI (3件):
B60T 8/24 ,  B60T 7/12 B ,  B60T 8/58 Z
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開平3-045453
  • 特開平3-276855
  • 特開平3-112754
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審査官引用 (2件)
  • 特開平3-045453
  • 特開平3-276855

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