特許
J-GLOBAL ID:200903021520456956

締結装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-343652
公開番号(公開出願番号):特開2001-157937
出願日: 1999年12月02日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】【課題】 可及的に少ない圧油の量で、一方の締結体の他方の締結体に対するクランプを解除し、以てかかるクランプによる二つの部材の締結状態を解消し得る締結装置を提供する。【解決手段】 第一及び第二の付勢手段86,64のそれぞれの付勢力により軸方向一方側に移動せしめられ、且つ油圧により軸方向他方側に移動せしめられる第一及び第二のピストン部材18,16と、該第一のピストン部材18の軸方向一方側への移動に伴って突出移動せしめられる移動部材70とが設けられた第一の締結体10に対して、第二の締結体12を嵌合せしめた状態下で、該第一のピストン部材18を軸方向一方側に移動せしめることにより、該移動部材70の該第一の締結体10からの突出部位を該第二の締結体12に係合せしめると共に、かかる突出部位と、該第二の締結体12の該第一の締結体10に対する接触部位との間で、該第二の締結体12をクランプして、それら第一及び第二の締結体10,12がそれぞれ固定された二つの部材13,11を相互に締結し得るように構成した。
請求項(抜粋):
締結されるべき二つの部材のうちの一方の部材に対して位置固定に取り付けられる第一の締結体と、該二つの部材のうちの他方の部材に対して位置固定に取り付けられ、該第一の締結体に対して嵌合せしめられる第二の締結体とを有すると共に、該第一の締結体に対して、第一及び第二の付勢手段のそれぞれの付勢力により軸方向一方側に移動せしめられ、且つ油圧により軸方向他方側に移動せしめられる第一及び第二のピストン部材と、該第一のピストン部材の軸方向一方側への移動により、該軸方向に対して直角な方向に移動して、該第一の締結体から突出せしめられる少なくとも一つの移動部材とが設けられる一方、前記第二の締結体に対して、該第一の締結体の移動部材に、その突出状態下において係合可能な係合部が設けられて構成され、それら第一の締結体と第二の締結体とを前記軸方向において嵌合するように組み合わせた状態下で、該第一のピストン部材を前記第一の付勢手段の付勢力により軸方向一方側に移動せしめて、前記移動部材を該第一の締結体から突出せしめることにより、該移動部材を前記第二の締結体の係合部に係合せしめる一方、該第二のピストン部材を前記第二の付勢手段の付勢力により軸方向一方側に移動せしめることによって、該第二の締結体の係合部に係合せしめられた該移動部材を該第二のピストン部材にて押圧し、該第二の締結体を、該移動部材と該第一の締結体の該第二の締結体に対する前記嵌合部位との間でクランプして、前記締結されるべき二つの部材を少なくとも前記軸方向に相対移動不能な状態で相互に締結するようにしたことを特徴とする締結装置。
IPC (2件):
B23Q 3/06 301 ,  B23Q 3/06 304
FI (2件):
B23Q 3/06 301 A ,  B23Q 3/06 304 E
Fターム (3件):
3C016CA03 ,  3C016CB02 ,  3C016CC01

前のページに戻る