特許
J-GLOBAL ID:200903021526863758

輪郭強調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-328975
公開番号(公開出願番号):特開平9-168090
出願日: 1995年12月18日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 帯域制限により劣化してしまう映像信号の輪郭成分を強調する処理を施すことにより、劣化する輪郭成分を補償することができ、見やすいテキスト画像を表示させる。【解決手段】 入力端子40から入力されたディジタル映像信号S41は非線形処理部10及び最大値・最小値・平均値算出部11に夫々与える。最大値・最小値・平均値算出部11は、入力ディジタル映像信号から、例えば画面の左右4画素、上下3ラインの所定領域における階調データの内、最大値、最小値及び平均値を算出し非線形処理部10に与える。非線形処理部10は入力ディジタル映像信号S41に対し、最大値、最小値及び平均値を用いて非線形処理を施して出力する。このとき、入力値が平均値より小さいレベルの場合にはより小さく、平均値よりも大きいレベルの場合にはより大きくなるように演算処理を行う。この入出力特性により、LPF3の帯域制限による輪郭成分の劣化を補償すると共に強調することができるため、明確な文字等のテキスト画像の表示を可能にする。
請求項(抜粋):
映像信号を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された前記映像信号の所定の領域の最大値、最小値及び平均値を算出する算出手段と、前記算出手段により算出した最大値、最小値及び平均値と前記映像信号とが入力され、前記入力された映像信号の値が平均値と最大値との間にある場合には入力映像信号のレベルを大きくして最大値に近い値にし、前記入力された映像信号の値が平均値と最小値との間にある場合には入力映像信号のレベルを小さくして最小値に近い値にする非線形処理を前記入力された映像信号に施して出力する非線形処理手段と、を具備したことを特徴とする輪郭強調装置
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-010784
  • 特開昭60-201484

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