特許
J-GLOBAL ID:200903021528157737

複合容器及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横川 邦明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-040497
公開番号(公開出願番号):特開平6-239364
出願日: 1993年02月04日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】 注出口を備えた内側容器と、その内側容器を収容する外側容器とから成る複合容器において、注出口を外側容器に強固に固着する。【構成】 軸線Lを中心とする円筒状の側壁部8と、側壁部8の上端に形成され且つ軸線Lに対して直角方向に延びる延伸部9とから成るプリフォーム7を準備する。側壁部8の下端に形成したフランジ11が外側容器1の上面開口6の周縁部に接触するようにプリフォーム7を外側容器1の外周面上に置く。側壁部8は加熱せず、しかし延伸部9の全体を成形可能な温度まで加熱した後、矢印Aの方向からブロー成形を行い、延伸部9を開口6を通して矢印Cのように外側容器1の内部へ膨張させる。膨張により形成される内側容器の肩部Sとフランジ11とによって外側容器1を挟持して注出口2を外側容器1に強固に固着する。
請求項(抜粋):
注出口用開口を備えた紙製外側容器と、本体部及び注出口を備えていてその本体部が紙製外側容器の内部に格納されその注出口が注出口用開口を通して紙製外側容器の外部に突出する内側容器とを有する複合容器であって、上記内側容器はプリフォームに成形加工を加えることによって形成され、そのプリフォームは、成形方向に沿って延びる軸線を中心軸線とする円筒状の側壁部と、成形方向に関して側壁部の上流側端部に形成され且つ上記中心軸線に対して直角方向に延びる延伸部とを有しており、そして上記プリフォームの延伸部に成形方向に沿って成形力を付与することにより、プリフォームの側壁部を内側容器の注出口へ、そしてプリフォームの延伸部を内側容器の本体部へと成形して内側容器を作成し、かつ、側壁部下端と内側容器の本体部とによって上記注出口用開口の周縁部を挟持することを特徴とする複合容器。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-118420
  • 特公平1-058287

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