特許
J-GLOBAL ID:200903021528552059

移動通信システムの強制ハンドオーバー方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-291571
公開番号(公開出願番号):特開平9-135477
出願日: 1995年11月10日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】移動通信システムで通話チャネルが輻輳状態になった場合に行う強制ハンドオーバーの対象となる移動局を選定するのに時間がかかるとともに最適な移動局の選定ができなかった。【解決手段】ハンドオーバーの目安となる値を設定したメッセージにより移動局に対してハンドオーバーを指示する。移動局は、自無線基地局の電波と隣接無線基地局の電波を測定、計算を行い、ハンドオーバーの可否を判断する。可能な場合はハンドオーバーを実行し、不可能な場合は、前記の測定、計算結果を含めて移動通信交換局に報告する。移動局主導によるハンドオーバーが実行されなかった場合、各移動局から報告された測定、計算結果にもとづいて強制ハンドオーバーに最適な移動局を選定して、強制ハンドオーバーの実行を指示する。
請求項(抜粋):
移動通信交換処理を司る移動通信交換局と、この移動通信交換局の制御のもとで無線通信エリアを構成する複数の無線基地局と、各無線基地局が提供する無線通信エリアにおいてその無線基地局と通信を行う複数の移動局とで構成される移動通信システムにおいて、前記移動通信交換局は、前記無線通信エリアの通話チャネルがすべて使用されている輻輳状態に、他の通信より優先して接続する必要のある優先呼発呼の要求を受けると、その輻輳状態になっている無線通信エリアで通話中のすべての移動局に対し、各移動局の判断で隣接する無線基地局にハンドオーバーを実行することを指示する第1のハンドオーバーメッセージを送出する手段と、前記第1のハンドオーバーメッセージに対して、すべての移動局からハンドオーバー不可の応答を受信したときに、特定の移動局を選択し、その移動局に対して強制的にハンドオーバーの実行を指示する第2のハンドオーバーメッセージを送出する手段と、前記第1のハンドオーバーメッセージ及び第2のハンドオーバーメッセージの指示によりハンドオーバーを実行した移動局が使用していた通話チャネルを前記優先呼に割り当てる手段とを備えることを特徴とする移動通信システムの強制ハンドオーバー方式。
FI (2件):
H04B 7/26 109 K ,  H04Q 7/04 D
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-128535

前のページに戻る