特許
J-GLOBAL ID:200903021532864820

伝熱管用銅合金及び熱交換器用伝熱管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-263111
公開番号(公開出願番号):特開平5-070870
出願日: 1991年09月13日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 加工性が優れていてローフィンチューブ等のような高性能異形伝熱管に適用することができると共に、水蒸気のドレイン、アンモニアアタック及び臭化リチウムに対する耐食性が優れており、管の内側若しくは外側が蒸気に接触する熱交換器の伝熱管又は管内を臭化リチウムが通流する吸収式冷温水機に使用される熱交換器の伝熱管に好適の熱交換器用伝熱管を得ることを目的とする。【構成】 Niを 0.1乃至4.0 重量%及びMnを0.01乃至1.0 重量%含有すると共に、Al、Si及びPからなる群から選択された少なくとも1種の元素を1元素当り 0.015乃至0.3 重量%且つ総量で 0.5重量%以下の含有量で含有し、残部がCu及び不可避的不純物からなり、不純物としてのFe含有量を 0.1重量%以下に規制した銅合金により、熱交換器用伝熱管を製造する。この場合に、所定の形状に成形した後に、 500乃至800 °Cの温度で熱処理を施し、その後 1乃至20°C/分の冷却速度で冷却する。
請求項(抜粋):
Niを 0.1乃至4.0 重量%及びMnを0.01乃至1.0 重量%含有すると共に、Al、Si及びPからなる群から選択された少なくとも1種の元素を1元素当り 0.015乃至0.3 重量%且つ総計で 0.5重量%以下の含有量で含有し、残部がCu及び不可避的不純物からなり、不純物としてのFeの含有量を 0.1重量%以下に規制したことを特徴とする伝熱管用銅合金。
IPC (2件):
C22C 9/06 ,  F28F 21/08

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