特許
J-GLOBAL ID:200903021534907390

不織布の製造方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 晃一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-151706
公開番号(公開出願番号):特開平7-011559
出願日: 1993年06月23日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目 的】 紡糸したフィラメントを加圧室に導入した冷却風により冷却したのち、ノズルを通して引出し、移動捕集面上に散布するスパンボンド不織布の製造装置において、加圧室に供給される冷却風の圧力を0.05kg/cm2 G以下の低圧にしても、十分な強度と繊度の小さなフィラメントを糸切れや糸揺れを生ずることなく、安定して製造することができるようにする。【構 成】 紡糸口金1より紡出されたポリオレフィンよりなるフィラメント群8を長さ50〜200mmの喉部2に通し、この間にフィラメント群を徐冷し、分子配向を進めながらノズル7において与えられる張力により細化する。フィラメント群を上記長さの喉2に通すことにより、低圧のプロセスエアで安定したフィラメントが得られる。ノズル7は長さが150〜300mmで、この長さに設定することにより、均一性のある外観形状の優れた不織布が得られる。
請求項(抜粋):
紡糸口金から紡糸された多数のポリオレフィンよりなる連続フィラメントを加圧室に導入された冷却風により冷却したのち、移動捕集面上に堆積させる不織布の製造方法おいて、紡糸口金から冷却室に達するまでの50〜200mmの範囲で結晶化開始前にフィラメントの分子配向を進める徐冷過程と、分子配向を発現したフィラメントを加圧室に導入した0.05kg/ cm2G以下の冷却風により急冷固化する過程とよりなることを特徴とする不織布の製造方法。

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