特許
J-GLOBAL ID:200903021536106246

冷凍サイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 和保 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-067986
公開番号(公開出願番号):特開2000-266415
出願日: 1999年03月15日
公開日(公表日): 2000年09月29日
要約:
【要約】【課題】 圧縮機、放熱器、膨張装置、蒸発器を含む主経路を備え、冷媒としてCO2 を用いる冷凍サイクルにおいて、主経路に充填される冷媒量をきめ細かく調節でき、圧縮機による液圧縮の恐れを低減する。良好なCOPを得る。【解決手段】 膨張装置をバイパスするバイパス通路10を設け、このバイパス通路に、受液タンク11と、これより放熱器側に位置する第1の制御弁12及び蒸発器側に位置する第2の制御弁13を設ける。受液タンク11に蓄積される冷媒を気相と液相とに分離し、第1の制御弁12を介して主経路から受液タンク11に移行する冷媒量、又は、第2の制御弁13を介して受液タンク11から主経路へ送出する気相冷媒量を調節して主経路の冷媒充填量を調節する。蒸発器6の過熱度が所定範囲となるよう、膨張装置5及び第2の制御弁13を制御する。
請求項(抜粋):
冷媒を超臨界域まで昇圧する圧縮機と、超臨界域に達した冷媒を冷却する放熱器と、この放熱器により冷却された後に冷媒を減圧する膨張装置と、この膨張装置で減圧された冷媒を蒸発する蒸発器とを含む主経路を備えた冷凍サイクルにおいて、前記膨張装置をバイパスするバイパス経路を設けると共に、このバイパス経路に、受液タンクと、この受液タンクの放熱器側に位置する第1の制御弁と、前記受液タンクの蒸発器側に位置する第2の制御弁とを設け、前記主経路から前記バイパス通路を介して前記受液タンクに流入する冷媒量を前記第1の制御弁によって、また、前記受液タンクから前記バイパス通路を介して前記主経路へ流出する冷媒量を前記第2の制御弁によってそれぞれ調節可能とし、前記受液タンク内の冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して蓄積し、前記受液タンクから前記第2の制御弁に導かれる冷媒を気相冷媒としたことを特徴とする冷凍サイクル。
IPC (3件):
F25B 1/00 385 ,  F25B 1/00 395 ,  F25B 9/00
FI (3件):
F25B 1/00 385 A ,  F25B 1/00 395 Z ,  F25B 9/00 Z

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