特許
J-GLOBAL ID:200903021538776990

金型鋳造用離型剤及びそれを用いた軽金属金型鋳造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 成瀬 勝夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-112754
公開番号(公開出願番号):特開平9-295102
出願日: 1996年05月07日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【目的】 優れた離型性や鋳込み時の潤滑性が得られることはもとより、得られた鋳物表面の外観や耐蝕性を損ねることなく、鋳物製品の品質安定性を確保することが可能な金型鋳造用離型剤と、その離型剤を用いた軽金属の金型鋳造法とを提供する。【構成】 離型剤成分が、平均粒径0.3〜5.0μmの鱗片状の天然黒鉛粉末からなる黒鉛系固体潤滑剤0.04〜1.5重量%と、平均粒径0.8〜10.0μmの鱗片状の窒化ホウ素、二硫化モリブデン及びタルク粉末から選ばれる1種又は2種以上からなる非黒鉛系固体潤滑剤0.08〜2.0重量%とを混合したものであって、その両固体潤滑剤全体の平均粒径を0.5〜5μmに、その全体の含有量を0.08〜3.0重量%に、その全体に占める黒鉛系固体潤滑剤の割合を50重量%以下に設定した水分散型の離型剤。この離型剤を所定量金型に塗布する金型鋳造法。
請求項(抜粋):
金型鋳造時の金型に塗布する水分散型の離型剤であって、水に分散させる離型剤成分が、平均粒径0.3〜5.0μmの鱗片状の天然黒鉛粉末からなる黒鉛系固体潤滑剤0.04〜1.5重量%と、平均粒径0.8〜10.0μmの鱗片状の窒化ホウ素、二硫化モリブデン及びタルク粉末から選ばれる1種又は2種以上からなる非黒鉛系固体潤滑剤0.08〜2.0重量%とを混合した成分であるとともに、その混合する両固体潤滑剤全体の平均粒径を0.5〜5μmに、その全体の含有量を0.08〜3.0重量%に、その全体に占める黒鉛系固体潤滑剤の割合を50重量%以下にそれぞれ設定してなることを特徴とする金型鋳造用離型剤。
IPC (4件):
B22C 3/00 ,  B22D 17/20 ,  B22D 21/04 ,  B22D 27/18
FI (4件):
B22C 3/00 B ,  B22D 17/20 D ,  B22D 21/04 A ,  B22D 27/18 B

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