特許
J-GLOBAL ID:200903021544492716

無線選択呼出受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-224988
公開番号(公開出願番号):特開平9-154163
出願日: 1996年08月27日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】複数の周波数帯に対応可能な無線選択呼出受信機の実際に対応している周波数帯を認識することができず、希望の周波数帯以外の周波数帯対応の受信機への周波数シンセサイザ用の周波数情報の誤書込みが起こる。【解決手段】複数の周波数帯の各周波数帯ごとの周波数帯確認用周波数情報をROM40にあらかじめ格納する。操作部60またはROM書込器80の操作により制御部30は周波数帯判別モードとなり、無線部20の周波数シンセサイザ21の発振周波数がロックするまでROMから周波数帯確認用周波数情報を順次読み出し対応する周波数信号を生成して周波数シンセサイザに供給する。発振周波数がロックされれば、そのときの周波数情報に対応する周波数帯を自受信機の周波数帯と判断し、表示部50またはROM書込器80に表示する。
請求項(抜粋):
特定の周波数帯対応の周波数シンセサイザを含む無線部の変更で複数の周波数帯に対応可能な構成を有し、周波数シンセサイザの対応する周波数帯内の所望の周波数の発振出力を得るための周波数情報がまだ書き込まれていない無線選択呼出受信機において、前記複数の周波数帯の各周波数帯ごとの任意の周波数に対応する周波数帯確認用周波数情報をあらかじめ格納した不揮発性メモリと、前記周波数シンセサイザの発振出力が入力された周波数信号に対応する周波数でロックしているか否かを検出する周波数ロック検出手段と、制御手段とを備え、この制御手段は前記不揮発性メモリから前記複数の周波数帯のうちいずれかの周波数帯の周波数帯確認用周波数情報を読み出し対応する周波数信号として前記周波数シンセサイザへ送出し、前記周波数ロック検出手段の検出結果により当該周波数信号に対する前記周波数シンセサイザの周波数のロック状態を判定し、周波数がロックされていなければ前記不揮発性メモリからの他の周波数帯確認用周波数情報の読出し,前記周波数シンセサイザへの周波数信号の送出および周波数のロック状態の判定を順次繰り返し、周波数がロックされていれば自受信機が当該周波数帯確認用周波数情報が示す周波数帯に対応していると判断し報知することを特徴とする無線選択呼出受信機。

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