特許
J-GLOBAL ID:200903021551542869

直線摺動用ベアリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本名 昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-069798
公開番号(公開出願番号):特開2000-266050
出願日: 1999年03月16日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】【目的】 軌道台に装着された摺動台の摺動範囲を拡張する一方、ボール無限軌道を構成する当該摺動台と蓋体の位置合せが容易であると共に、更に組立ての際の転走ボールの充填も簡単である。【構成】 摺動台11と、蓋体13と、軌道台15と、転走ボール16からなる直線摺動用ベアリング1であって、摺動台11には負荷ボール転走溝6及び無負荷ボール転走溝孔10を形成し、負荷ボール転走溝6並びに無負荷ボール転走溝孔10の各端部により案内溝孔9の内側周壁を形成し、一方、蓋体13の内側面には案内溝孔9の外側周壁を形成するU字形凹面18の掬受嵌合部17を成形し、更に、掬受嵌合部17には先鋭に突出し対峙した爪部を形成し、当該爪部に形成した外側爪部20を上記摺動台11に穿設した無負荷ボール転走溝孔10に嵌合する。
請求項(抜粋):
水平担持部と当該水平担持部の両端から垂下する把持部とから成ることで、下面側に開口する凹部が形成され、上記把持部の内側長手方向に沿って、負荷ボール溝及び当該負荷ボール溝の両先端より更に連続して案内溝孔の内側周壁の一部を形成する負荷ボール転走溝が施されている一方、無負荷ボール溝孔及び当該無負荷ボール溝孔の両先端より更に連続して上記負荷ボール転走溝に施された案内溝孔の内側周壁の一部より続いて案内溝孔の内側周壁の残余部分を形成し、上記負荷ボール転走溝の両端へ連絡する無負荷ボール転走溝孔が穿設された摺動台と、当該摺動台の摺動方向の前後両端面に取着され、上記負荷ボール転走溝並びに無負荷ボール転走溝孔の各端部により形成された案内溝孔の内側周壁と相挨って案内溝孔を形成することで、ボール無限軌道を構成する蓋体と、上記摺動台の水平担持部下面と所定の間隔を保持して装着されると共に、上記摺動台に形成された負荷ボール溝と相対応してボール無限軌道の一部を構成する軌道溝が長手方向に沿って施されているレール状の軌道台と、上記摺動台、蓋体、及び軌道台より構成されるボール無限軌道を荷重を負荷しながら転走する多数のボールとからなる直線摺動用ベアリングであって、上記蓋体の内側面には無負荷ボール軌道から負荷ボール溝へ、あるいは、負荷ボール溝から無負荷ボール軌道へ転走するための掬受嵌合部が成形されており、当該掬受嵌合部の上面はU字形凹面であり、当該U字形凹面は転走ボールとほぼ等しい曲率より成る円弧状凹面で、更に当該円弧状凹面の最下位置から左右の上記転走ボールの軌道方向に徐々に上記曲率より成る円弧状凹面形状を維持したまま扁平なU字形に拡張し、左右に上記掬受嵌合部の上面より先鋭に突出し対峙した爪部が形成され、上記蓋体の内側面上に形成された掬受嵌合部の外側爪部を上記摺動台に穿設された無負荷ボール転走溝孔に嵌合することで上記蓋体と上記摺動台を取着し、更に結合ボルト等で固定したことを特徴とする、直線摺動用ベアリング。
Fターム (9件):
3J104AA03 ,  3J104AA23 ,  3J104AA34 ,  3J104AA64 ,  3J104AA69 ,  3J104AA74 ,  3J104AA76 ,  3J104BA32 ,  3J104DA18
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-274118
  • 特開昭61-274118

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