特許
J-GLOBAL ID:200903021555465923

自動二輪車の制動力調整する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中平 治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-319189
公開番号(公開出願番号):特開平5-201317
出願日: 1992年10月16日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 自動二輪車の制動力調整する方法及び装置を改良して,浮上りの危険を明確に減少させ,そして在来のロツク防止装置に簡単な手段により浮上り防止装置を補うことができかつ自動二輪車は量適な制動行程で制動され得るようにする。【構成】 自動二輪車の制動力調整する方法において車輪の周速がセンサにより検出されかつマイクロプロセツサにより計算され,このマイクロプロセツサが,所定の減速度限界値を上回る又は下回る場合に信号(ロツク信号)を圧力変調器に与えかつ所定の時間内に,後輪の接地を表わす信号が生じない場合に信号(浮上り信号)を圧力変調器に与え,それに基づいて圧力変調器が前制動回路の圧力を低下させる。更に,自動二輪車の制動力調整する装置において,車輪回転数センサ,マイクロプロセツサ,圧力変調器及び信号発信器及び場合によつては切換え弁が設けられている。
請求項(抜粋):
車輪の周速がセンサにより検出されかつマイクロプロセツサにより計算され,このマイクロプロセツサが,所定の減速度限界値を上回る又は下回る場合に信号(ロツク信号)を圧力変調器に与えかつ所定の時間内に,後輪の接地を表わす信号が生じない場合に信号(浮上り信号)を圧力変調器に与え,それに基づいて圧力変調器が前制動回路の圧力を低下させる,自動二輪車の制動力調整する方法において,a)-車両減速度が所定の最大値を超え,-後輪速度が前輪速度より最小値だけ大きく,-後輪が制動されない場合に後輪減速度がこの最小値を下回り,又はb)-車両減速度が最大値を超えかつ後輪が制動される場合に-後輪の速度落ち込みが所定時間で圧力低下にも拘らずなくなるようにされず,c)-車両減速度が最大値を超えかつ-傾斜のゆるやかな後輪速度落ち込みが十分な車輪加速度なしに終わる場合に,浮上り信号が発信されることを特徴とする,自動二輪車の制動力調整する方法。
IPC (2件):
B60T 8/26 ,  B60T 8/92
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る