特許
J-GLOBAL ID:200903021556002366

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-047266
公開番号(公開出願番号):特開2002-243848
出願日: 2001年02月22日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【課題】 パルス繰り返し周波数の送信波を用いたレーダの目標追尾処理において、外部空間から期待しない受信波があった場合においても、その受信波を目標からの受信波であると誤認識することなく目標の正確なレンジ情報を得ることで、安定した目標追尾を行うレーダ装置を得る。【解決手段】 第一及び第二の直線周波数変調率の送信波を発生する励振機3A及び直線周波数変調の受信波を復調しディジタル・ビデオ信号へと変換する受信機5Aを用いる。また、従来のデータ処理器内のレンジ算出器7Aを、上記第一及び第二の直線周波数変調率の送信波で得られた第一及び第二の目標ドップラから目標レンジを算出するよう変更する。さらに、従来のデータ処理器内の目標追尾処理器7Bを、上記目標レンジを用いて目標追尾処理を行うよう変更する。
請求項(抜粋):
特定方向の空間に送信波を放射し、反射波を受信するアンテナと、ビーム指向角度データに基づいて上記アンテナのビームの指向を制御するビーム制御器と、パルス繰り返し周波数の送信波を用いた目標追尾処理の1サイクル内で、第一の直線周波数変調率を用いた送信波及び第一の直線周波数変調率の1/2の第二の直線周波数変調率を用いた送信波を発生する励振機と、上記アンテナへ励振機からの送信信号を供給し、受信信号を受信機へ供給するサーキュレータと、直線周波数変調された受信信号を復調してディジタル・ビデオ受信信号へ変換する受信機と、上記第一の直線周波数変調率を用いた送信波及び上記第二の直線周波数変調率を用いた送信波で得た上記ディジタル・ビデオ信号から第一の目標ドップラ及び第二の目標ドップラを決定する周波数ビン数算出器と、上記第一の目標ドップラ及び上記第二の目標ドップラから目標レンジを算出するレンジ算出器と、上記目標レンジを用いて追尾フィルタによる目標追尾処理を行い目標レンジ及び目標速度を出力し、上記ビーム制御器へ追尾のためのビーム指向角度データを送る機能を有する目標追尾処理器と、上記目標追尾処理器で得られた目標情報をもとに上記励振機及び上記受信機へ直線周波数変調の制御信号を送るモード制御器と、上記目標追尾処理器で得られた目標情報をもとに上記受信機へ追尾処理のための追尾ゲート位置を設定する追尾ゲート設定器と、上記目標追尾処理器で得られた目標情報を表示する表示器とを備えたレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/66 ,  G01S 13/534
FI (2件):
G01S 13/66 ,  G01S 13/534
Fターム (10件):
5J070AB08 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AD01 ,  5J070AH31 ,  5J070AK22 ,  5J070BA01 ,  5J070BA02 ,  5J070BB03 ,  5J070BB05

前のページに戻る