特許
J-GLOBAL ID:200903021557176481

氷床掘削機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-113512
公開番号(公開出願番号):特開平7-301079
出願日: 1994年04月30日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 掘削氷片が板状に固形化したものであっても、氷片落し口からスムーズにコアバレル内に落とし込むようにする。【構成】 コアバレル1の側面に氷片搬送部を設け、その終端付近に氷片落し口13を設ける。さらに、コアバレル1を外側から囲むバレルジャケット5に、板ばね材からなる弾性的なクラストブレーカ16を、上記氷片落し口13の高さに対応して設ける。クラストブレーカ16は、その基端部がバレルジャケット5に固定され、その先端側はコアバレル1の内方側へ向けられ、かつ氷片落し口13に入り込む長さを有する。コアバレル1の回転に伴い、クラストブレーカ16は、バレルジャケット5側への弾性変形と、氷片落し口13への弾性復帰を繰り返して、固形化した掘削氷片であるクラストC2を破壊するとともに、破壊されたクラストC2を、氷片落し口13からコアバレル1内へ落とし込む。
請求項(抜粋):
氷床掘削面側の先端部にカッター部を備えたほぼ円筒形状をなし、前記掘削面に対して軸線周りに回転することにより前記氷床掘削面を円環状に掘削し、この掘削によって氷床より円柱状に切り出されたコアが下端側より内側中空部に進入させられるコアバレルと、このコアバレルの上端部に設けられ、該コアバレルを回転させるバレル駆動部と、ほぼ円筒形状をなして前記コアバレルの外側に同心的に設けられ、そのコアバレルとの間に、前記カッター部で生じる掘削氷片を搬送する空間を形成するバレルジャケットと、前記コアバレルの外周面に螺旋形状に形成され、前記カッター部において生じる前記掘削氷片を前記コアバレルの回転に伴ない、そのコアバレルの上端部に設けられた、前記掘削氷片を前記コアバレル内に落とし込む氷片落し口まで搬送する氷片搬送部と、前記バレルジャケットもしくは前記コアバレルに設けられ、前記コアバレルの回転に伴って前記氷片落し口近傍に押し出される固形化した前記掘削氷片と干渉してこれを破壊するクラストブレーカと、を含むことを特徴とする氷床掘削機。
IPC (3件):
E21B 25/00 ,  G01N 1/04 ,  G01N 1/08

前のページに戻る