特許
J-GLOBAL ID:200903021582620876
車両の後輪操舵装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-288866
公開番号(公開出願番号):特開平6-135352
出願日: 1992年10月27日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 メインリレーが故障により接続不能の場合にも、後輪舵角を中立復帰させてから2WSに切り替えられ、更に、メインリレーの故障診断専用の装置を設けずに、異常箇所を正しく特定できる後輪操舵装置を提供すること。【構成】 モータドライバと電動モータとの間には、メインリレーとサブリレーとを並列に配設し、以下の手順でチェックする。まず、メインリレー切断・後輪操舵を指示し、動けばメインリレー切断不能と特定する。次に、メインリレー接続・後輪操舵を指示し、正しく動けば不良箇所無し、異常な動きをすればモータ部不良と特定する。動かなければメインリレー切断・サブリレー接続・後輪操舵を指示し、指示通り動かなければモータ部不良、正しく動けばメインリレー接続不能と特定する(S370〜S430)。メインリレー接続不能でも、サブリレーで後輪舵角を中立復帰させてから、2WSに切り替えることができる(S450,S460)。
請求項(抜粋):
4輪操舵を行う車両の後輪操舵機構を駆動するアクチュエータと、該アクチュエータを駆動制御する制御手段と、該制御手段と前記アクチュエータとの接続/切断を選択でき、平常時には接続状態にあるメインリレーと、前記制御手段の異常を監視する制御異常監視手段と、該制御異常監視手段が異常を検出した場合には、前記メインリレーを切断して、前記制御手段による後輪操舵制御を中止する制御中止手段と、前記リレーの異常を診断するリレー異常診断手段と、該リレー異常診断手段が異常を検出した場合には、前記制御手段の異常の有無にかかわらず、前記制御手段による後輪操舵制御を禁止する制御禁止手段とを備える車両の後輪操舵装置において、該メインリレーに並列に設けられ、前記制御手段と前記アクチュエータとの接続/切断を選択でき、平常時には切断状態にあるサブリレーを備え、前記制御禁止手段は、前記リレー異常診断手段によって前記メインリレーの接続不能が検知されたときには、前記制御手段に前記サブリレーを接続させて後輪の舵角を中立位置まで復帰させてから後輪操舵制御を禁止することを特徴とする車両の後輪操舵装置。
IPC (2件):
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