特許
J-GLOBAL ID:200903021583677316

回転工具の形状測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-017013
公開番号(公開出願番号):特開平6-201351
出願日: 1993年01月07日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 比較的簡単にかつ正確に回転工具の刃先の半径を求めることができる回転工具の形状測定方法を提供することを目的とする。【構成】 回転工具6を回転可能に保持する手段4、回転工具6の軸と直交する方向に対向して送光部と受光部が配置されたLSM式の測定ヘッド3、この測定ヘッド3を保持してこれを回転駆動する回転テーブル2、測定ヘッド3の出力を取込んで記憶・演算処理する制御部を有する装置を用いて、半径既知のマスターボールの半径値をオフセット値として取込み、回転工具6を取付けてそのあるべき刃先中心を回転テーブルの回転中心に位置合わせし、回転テーブルを間欠的に回転させて刃先先端とオフセット値の差分を測定し、そのデータを平均化して刃先の径を算出する。
請求項(抜粋):
回転工具をその軸回りに回転可能に保持する保持手段、この保持手段を前記回転工具の軸方向に往復移動させる移動手段、前記保持手段に保持された回転工具の軸と直交する方向に対向して送光部と受光部が配置されて、レーザ光ビームを直線的に走査して得られる受光信号パターンにより寸法測定を行う測定手段、この測定手段を保持してこれを前記レーザ光ビームと直交する面内で回転駆動する回転テーブル、および前記測定手段の出力データを取り込んで記憶および演算処理する制御手段を有する形状測定装置を用いて回転工具の形状測定を行う方法であって、(a)半径が既知のマスターボールを前記保持手段に保持して、その中心と前記回転テーブルの回転中心が一致するように位置合わせするステップと、(b)測定すべき回転工具を前記保持手段に保持して、前記マスターボールの半径値と回転工具の刃先の径の公称値の差に基づいて回転工具のあるべき刃先中心を前記回転テーブルの回転中心に位置合わせするステップと、(c)前記回転テーブルを所定角度毎に間欠的に回転させながら、各角度位置での回転テーブル中心から回転工具の刃先先端までの距離を前記測定手段により測定するステップと、(d)前記制御手段により前記各角度位置で測定された距離データを平均化処理して前記回転工具の刃先の径を算出するステップと、を有することを特徴とする回転工具の形状測定方法。
IPC (3件):
G01B 11/24 ,  G01B 21/00 ,  G01B 21/10
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-018711
  • 特開昭62-162903
  • 特開平3-018711
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