特許
J-GLOBAL ID:200903021585220755

交代メモリ制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山谷 晧榮 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-277750
公開番号(公開出願番号):特開平5-120153
出願日: 1991年10月24日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、交代メモリ制御方式に関し、1ビットエラーが発生した場合、不良メモリプリント板の交代処理を自動的に行うと共に、装置の動作中に、良品との交換を可能にすることを目的とする。【構成】 エラー検出部3Aがメモリプリント板9-1,9-2の1ビットエラーを検出すると、交代制御部12、プリント板選択部16により、交代用メモリプリント板17を選択する。その後メモリ制御部18の制御により、1ビットエラーの発生したメモリプリント板の内容を、交代用メモリプリント板17に複写する。次に、交代制御部12、プリント板選択部14,15,16の選択により、交代用メモリプリント板17を有効にし、1ビットエラーの発生したメモリプリント板を切り離す。不良メモリプリント板は、アクセス停止指示部13の指示でアクセスを一時停止させ、その間に良品と交換する。
請求項(抜粋):
メモリを搭載した複数のメモリプリント板(9-1,9-2)から成るメモリアレーと、複数のメモリプリント板(9-1,9-2)を接続してアクセスするメモリアクセス部(2A)と、メモリプリント板に対して各種の制御を行うメモリ制御部(18)と、メモリアクセス部(2A)から出力されるアドレス情報を基に、メモリプリント板を選択するための選択情報を生成するアドレスデコード部(7A)と、メモリアクセス時のエラーを検出するエラー検出部(3A)とを具備すると共に、前記メモリに対して、1ビットエラーを自動訂正する機能(ECC付加)を備えた装置の交代メモリ制御方式であって、前記メモリアレーに、エラーの発生したメモリプリント板を交代させるための交代用メモリプリント板(17)を設け、更に前記装置に、メモリプリント板の交代制御を行う交代制御部(12)と、アドレスデコード部(7A)の出力信号及び交代制御部(12)の選択禁止信号を入力して、それぞれのメモリプリント板を選択するプリント板選択部(14,15)と、アドレスデコード部(7A)の出力、交代制御部(12)から出力される交代メモリプリント板選択信号、及び交代用メモリプリント板有効信号を入力して、交代用メモリプリント板(17)を有効にするプリント板選択部(16)とを設け、エラー検出部(3A)が、メモリプリント板の1ビットエラーを検出した際、メモリ制御部(18)が、データライト時のみ、1ビットエラーを検出したメモリプリント板の選択時と同時に、交代用メモリプリント板を選択するための信号を出力することを、交代制御部(12)に通知することにより、プリント板選択部(16)が交代用メモリプリント板を選択し、その後、メモリ制御部(18)が1ビットエラーを検出したメモリプリント板の全メモリ領域について、データのリードとライトを繰り返して、1ビットエラーが発生したメモリプリント板のメモリ内のデータを、交代用メモリプリント板(17)に複写し、複写終了後、メモリ制御部(18)は、交代制御部(12)とプリント板選択部(16)を経由して、1ビットエラーを検出したプリント板の代りに、交代用メモリプリント板(17)を有効にすると共に、交代制御部(12)と、プリント板選択部(14、または15)を経由して、1ビットエラーの発生したメモリプリント板を切り離すことを特徴とした交代メモリ制御方式。

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