特許
J-GLOBAL ID:200903021592382710

牽引式の套管針装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 熊倉 禎男 ,  大塚 文昭 ,  宍戸 嘉一 ,  村社 厚夫 ,  弟子丸 健 ,  井野 砂里
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-588852
公開番号(公開出願番号):特表2004-526539
出願日: 2001年05月11日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
【解決手段】遠位先端部を有してなる栓塞子を使用して体壁に挿通可能であるような、カニューレを含んでなる套管針装置である。栓塞子の内部に配置されてなる牽引トレッドは、遠位先端部にて反転し、栓塞子ないしカニューレの外面に沿って近位方向へと延在する。遠位先端部において、トレッドは、組織を切り開くというよりむしろ、組織を分け開く。外面に沿ったトレッドは組織に係合して、前進する栓塞子に沿った近位方向へと組織を引っ張る。これによる反対釣合力によって、正味に近位方向である力を生じて、腹壁を膨張させると共に、腹壁を内臓から隔てることを助長にする。牽引トレッドは、軸線方向及び/又は放射方向に連続している。装置に関連した使用方法は、遠位先端部にて牽引トレッドに体壁を当接させる段階と、外面に面した壁部分に沿って、牽引トレッドと体壁とを係合させる段階とを含んでいる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
内臓を保持している腹壁に通して切口を創るための外科の器具であって、 外面と先端部とを有してなるシャフトと、 体組織に当初は概略一点にて接触し、該一点からシャフトの外面に沿って近位方向へと延在してなるようなシースと、を備え、 シャフトは体組織に対して遠位方向の力を作用させ、 シースは体組織に対して近位方向の力を作用させ、 近位方向への力は遠位方向への力に比べて大きくて、腹壁に対して正味の近位方向の力を生じさせ、切口を創るときに、腹壁を内臓から隔てるような傾向になっている、 ことを特徴とする外科の器具。
IPC (1件):
A61B17/34
FI (1件):
A61B17/34
Fターム (1件):
4C060FF26

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