特許
J-GLOBAL ID:200903021595945537

重荷重用空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-052983
公開番号(公開出願番号):特開平9-240220
出願日: 1996年03月11日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】円周溝の溝底に適正寸法の突起を設け、かつ、ブロック陸部の踏面形状の適正化を図ることにより、リバーウェアーとヒールアンドトゥ摩耗の双方を抑制し、かつ、円周溝での石噛みも防止することができる重荷重用空気入りラジアルタイヤを提供することにある。【解決手段】 トレッド1に、複数本の円周溝2と横溝3とを設け、これらによって、トレッド1に多数個のブロック陸部4a,4b,4cを区画形成してなり、ブロック陸部4a,4b,4cの適正位置に低位部8を有し、円周溝2は、その溝底に突起9を有し、円周溝2のトレッド開口端a位置と、突起上面10の、前記トレッド開口端a位置側の幅端位置cとの間、及び、円周溝2のトレッド開口端b位置と、突起上面10の、前記トレッド開口端b位置側の幅端位置dとの間を、タイヤ径方向に沿う直線上に投影して測った距離をそれぞれD1,D2 、タイヤ幅方向に沿う直線上に投影して測った距離をそれぞれW1,W2 とすると、D1 とW1 及びD2 とW2 の関係が、それぞれD1 >0.5 ×W1,D2 >0.5 ×W2 であることを特徴とする。
請求項(抜粋):
トレッドに、タイヤの円周に沿って延びる複数本の円周溝と、該円周溝の少なくとも1本と連通する複数本の横溝とを設け、これらによって、トレッドに多数個のブロック陸部を区画形成してなる重荷重用空気入りラジアルタイヤにおいて、ブロック陸部は、その内陸部分から端縁又は角部に向かって陸部高さが漸減する低位部を有し、円周溝は、その溝底に、円周溝の配設方向に沿って連続的又は断続的に延びる突起を有し、この突起の上面が、タイヤに規定の空気圧を充填した条件下で、突起を設けた円周溝のトレッド開口端(a,b)位置よりもタイヤ径方向内側にありかつタイヤに規定の質量をさらに加えた接地条件下で路面とすべり接触する配置になり、円周溝のトレッド開口端(a)位置と、突起上面の、前記トレッド開口端(a)位置側の幅端位置(c)との間、及び、円周溝のトレッド開口端(b)位置と、突起上面の、前記トレッド開口端(b)位置側の幅端位置(d)との間を、タイヤ径方向に沿う直線上に投影して測った距離をそれぞれD1,D2 、タイヤ幅方向に沿う直線上に投影して測った距離をそれぞれW1,W2 とすると、D1 とW1及びD2 とW2 の関係が、それぞれD1 >0.5 ×W1,D2 >0.5 ×W2 であることを特徴とする重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
IPC (4件):
B60C 11/11 ,  B60C 11/04 ,  B60C 11/13 ,  B60C 11/113
FI (5件):
B60C 11/11 F ,  B60C 11/11 D ,  B60C 11/04 H ,  B60C 11/06 B ,  B60C 11/08 D

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